よく眠ることによって、一日の疲れもスッキリと解消できるのです。しかし、実際は快適な睡眠を得られないまま、翌朝に疲労感とともに目覚めることが多いのではないでしょうか?
睡眠不足は、生理的ストレスの一つでもあるので、十分な睡眠をとってストレスに打ち勝つようにしましょう。
ここでいう快適な睡眠とは、単なる睡眠時間の長さだけではなく、質の良さが重要になります。眠りの質とは深さで大きく左右されます。睡眠の総量は時間と深さの積で決まるため、睡眠時間を多く取れない人にとって、いかにぐっすり眠れたかどうかが大きなポイントとなるのです。
上図にあるように睡眠には、体を休めるレム睡眠と脳を休めるノンレム睡眠があり、これが交互に訪れ肉体と精神の疲れをとってくれます。ワンセット約一時間半で、一晩に4〜5回繰り返すのが一般的です。徐々に浅い眠りのレム睡眠の割合が増えて目覚めるのが、理想的な眠りです。
スムーズに入眠でき、途中で睡眠を妨げられずに熟睡でき、起きるときにスッキリと目覚められた場合は、理想的な質の良い睡眠を取れたということになります。