有機ゲルマニウム『ゲルマ100』多くのお客様に選ばれております

有機ゲルマニウムの専門店ガウス

 

有機ゲルマニウムについて

 

歯周病菌でも心疾患に?


歯周病がある人は、ない人に比べ、心筋梗塞や狭心症などの「虚血性心疾患」を発症する危険性が1.2〜1.5倍になることが分かったそうです。

歯周病.jpg


中高年が歯を失う一番の原因は歯周病です。歯と歯茎の間にたまった歯周病菌が毒素を出し、歯茎の腫れ、歯を支える骨の破壊を引き起こし、最後は歯が抜けてしまうのです。何故、歯周病がある人は心筋梗塞や狭心症などの「虚血性心疾患」を発症する危険性が1.2〜1.5倍になるのでしょうか。


歯周病菌は血液の流れに乗って、心筋に酸素などを送る冠動脈に届きます。すると菌は血管壁に潜り込んで、炎症を引き起こす。硬く変化した血管壁が破れると、たまっていた脂肪分が血管内に流出し、血液の塊ができて心筋梗塞などを引き起こすのです。


歯の病気が心臓にまで及ぶとは何とも怖い話ですが、歯周病を防げば心臓病になる危険度は低下するのです。歯肉が赤くなったり腫れたりしていないか、毎日鏡を見てチェックをすることが大事です。

怖い話にはまだ続きがあり、実は心臓に悪さをするのは歯周病菌だけではないのです。

米国の研究者が、〈1〉肺炎の原因となるサイトメガロウイルス〈2〉同じく肺炎を起こすクラミジア〈3〉胃炎などを起こすピロリ菌〈4〉口唇ヘルペスなどを起こす単純ヘルペスウイルス1型〈5〉A型肝炎ウイルス――の5病原体の感染と、虚血性心疾患の発症率の関係を調べました。すると、感染が0〜1種類の場合の発症率を1とすると、2〜3種類なら約2倍、4〜5種類なら約4倍という結果が出ています。

心臓はこのように様々な脅威にさらされながら働き続ける。そんな心臓に感謝し、いたわってあげましょう。


読売新聞

 

日時:2009年05月13日 17:48