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あなたの血管、大丈夫?@


血圧が高いと血管を傷つけて動脈硬化をもたらす原因になります。気づいたときには脳卒中、心筋梗塞の危険が迫っていることも…!

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自覚症状に乏しいから怖い
アメリカでは高血圧のことを「サイレントキラー」と呼ぶそうです。「静かなる殺人者」とは、ずいぶん怖いネーミングですね。でも実際、高血圧であっても痛みや体調不良というようなはっきりと自覚できる症状はほとんどありません。そのため治療もせずに放っておくと、脳卒中や心筋梗塞など合併症が進行して気づいたときには命にかかわる重大な状態になっている、ということが少なくありません。ですから「静かなる殺人者」という怖いネーミングも、決して大げさではないのです。

血圧とは、血液が血管内を流れるときに血管の壁にかかる圧力です。心臓から休みなく送り出される血液は、体のすみずみまで行き渡る必要があります。そのためには適度の圧力がないと流れて行くことはできません。

柔軟で詰まりのない健康な血管であれば、通常の圧力でこれが可能ですが、コレステロールなどが内部にたまって血管内が狭くなっていたり弾力のない血管であったりすると、無理やり通過しようとする血液には勢いがついてしまいます。水道ホースを指で押さえると水圧が高まり、水が勢いよく吹き出るのと同じことで、血液の通り道が狭まって血流の圧力が高まった状態、これが高血圧です。

日本高血圧学会が示している血圧の診断基準は図の通りです。このうち「収縮期高血圧」というのは、年をとるにつれて動脈硬化が進み、収縮期(最高)血圧だけが高くなる高血圧のことです。


放置すると動脈硬化から脳・心疾患へ
血流の圧力が高まった状態が長い間続くと、圧力を受け続けていた血管壁は傷つき、弾力も失われて硬くなっていきます。これが動脈硬化です。また、動脈硬化があると高血圧は助長されます。このようにどちらが先というよりは、原因と結果が入れ替わりながら進行していくのが高血圧と動脈硬化の関係です。とはいえ、どちらもその状態自体は命を脅かすものではありません。高血圧から発生した動脈硬化がもたらす以下のような合併症が直接生命にかかわってくるものばかり、というところが危険なのです。


●脳の血管障害
脳はほかの臓器より酸素やブドウ糖を多く必要とするので、血流が途絶えてそれらが供給されなくなったときのダメージはそれだけ大きくなります。脳の血管は、高血圧・動脈硬化の影響を一番受けやすいといえるのです。

(1)脳出血:脳血管障害のうちで高血圧といちばん深い関係にある。動脈硬化によって弾力を失った血管が、高い血圧に耐えかねて破れて出血。意識を失い、最悪の場合はこん睡状態から死に至る。

(2)くも膜下出血:脳を包む細い血管にできた動脈瘤(どうみゃくりゅう:動脈が部分的に広がり、こぶのように盛り上がった状態)が破れて出血。

(3)脳梗塞:脳動脈や頸動脈が詰まって脳細胞がダメージを受ける。小さな動脈が詰まった場合は軽い症状ですむが、太い動脈におこるとこん睡状態になったり、意識が戻っても運動や言語の機能がマヒするなど重い障害が残る。

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●心臓の血管障害
心臓の筋肉に栄養を送っている冠状動脈の血流が滞ったり詰まったりすると、虚血性心疾患をおこします。

(1)狭心症:冠状動脈が狭まり、心筋が必要とする酸素を十分に送り込めないことからおこる。突然胸がギュッと締め付けられるように痛むが、安静にしていると数十分で治まる。

(2)心筋梗塞:冠状動脈が完全に塞がれて血流が途絶えると、その先の心筋の細胞が死に、激しい胸痛をおこす。胸痛はすぐには治まらず、1時間以上も続き、20〜30%の割合で死に至る。


●腎臓の血管障害
腎臓内の細い動脈に動脈硬化がおこると、腎硬化症や腎不全を引きおこします。

(1)腎硬化症:腎臓を流れる血液量が次第に減って機能が低下すると、血圧上昇から動脈硬化がさらに進む。腎臓は、次第に縮んで弾力がなくなる。

(2)腎不全:腎硬化症が進むと血液をろ過する働きが極端に低くなり、老廃物を含む血液が全身を巡る尿毒症を引きおこす。このため、血液を人工的にろ過する人工透析が必要になる。


※次回は、効果的な血圧コントロール対策をご紹介します。

 

日時:2009年06月12日 13:25