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過敏性腸症候群とは?


検査では腸に異常がないのに、長期間下痢や便秘をくり返す…。日本人の5人に1人にみられるストレス病、過敏性腸症候群かもしれません。

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通勤途中で下車してトイレに駆け込む
通勤途中で急な便意をもよおし、途中下車してトイレに駆け込む。外出先で腹痛に見舞われ、下痢をした。病院で検査を受けて腸に異常は見つからなかったものの、また起こるかもしれないと不安に駆られる。
 
こんな症状をくり返すのが、「過敏性腸症候群」です。決して特殊な病気ではなく、これに悩まされている人は少なくないようです。

過敏性腸症候群は、英語ではIBSと省略されます。これはIrritable (刺激に対して過敏性の) Bowel(腸) Syndrome(症候群)の頭文字を取ったもの。日本語では文字どおりに訳され、機能性消化管障害の一つとされています。機能性の障害とは、医学的な検査では細胞レベルの異常は見つからないにもかかわらず、胃腸など消化器管の症状が長い間続くものです。
 
日本人では思春期から50歳代に多くみられ、人口の20%の患者さんがいるといわれるほどポピュラーな病気です。


自律神経の乱れから腸がけいれん

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過敏性腸症候群の具体的な症状としては、腹痛、おなかの不快感、吐き気、ガスが多く出る、などとともに、下痢や便秘をくり返します。ただし、腹痛や便通異常を起こす病気はさまざまで、なかには大腸がんなどのように早期発見が必要な病気もありますので、上記のような症状があったら、まずは医療機関を受診してください。

過敏性腸症候群は、症状によって次の3つのタイプに大きくわけられます。

●下痢型 激しい腹痛があり、下痢便や軟便が1日に何回も出ます。起床直後、朝食の後など自宅にいるときばかりでなく、通勤電車に乗っているとき、外出先などでも便意が起こるために、いつも公共トイレの場所が気になってしまいます。男性に多いとされます。

●便秘型 腹痛があり、トイレでの排便量は少なく、それもウサギのふんのようなコロコロした小さな便が便器に浮かびます。女性に多いタイプといわれます。

●下痢便秘交代型 下痢と便秘を数日ずつ交互にくり返すタイプで、全体ではこのタイプが最も多いといわれます。

いずれのタイプも、排便すると症状が改善すること、ストレスを感じると症状が悪化することが特徴的です。

腸の運動は自律神経によってコントロールされています。口から入った食物は、胃を経て小腸、大腸と通過しながら消化・吸収されます。そうして後に残ったものが、腸の運動によって直腸に運ばれると便意が起こるのですが、この間に自律神経のバランスが乱れることがあると、腸にけいれんが起きて排便のリズムが崩れ、腹痛や下痢、便秘といった過敏性腸症候群の症状がもたらされるのです。

自律神経のバランスを乱す主な原因は、緊張、不安といった精神的なストレスです。これがもとで過敏性腸症候群に一度見舞われると、「また起こるかもしれない」という不安な気持ちが生じ、それがまた同様の症状をもたらすという悪循環に陥って、長い期間くり返し悩まされることになります。こんなことから、代表的なストレス病といわれています。


ストレスに弱いタイプがなりやすい

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過敏性腸症候群になりやすい人には、いくつかの性格的なタイプがみられます。まじめ、きちょうめん、完ぺき主義、内向的などという、いわゆるストレスに弱いタイプの人たちです。

日々のストレスをなくすことはできませんから、ストレスがかかったときに自分をどのようにコントロールすれば、ストレスの感じ方を弱めることができるかを考え、実行することが重要です。
 
例えば、好きな趣味に興じる時間をもつ、毎日ウオーキングのような軽い運動で汗をかき気分をすっきりさせる、などがストレスの発散法としてすすめられます。生活のリズムを規則正しくすることもよいことです。夜更かしをせず、睡眠を十分にとり、便意がなくても毎朝決まった時間にトイレに行く習慣をつけましょう。

食事をとる時間帯は3食ともできるだけ一定にし、便秘解消のために野菜や海藻類など食物繊維の多い食品を積極的にとりましょう。一方、アルコール、カフェイン、香辛料、冷たいものなど腸への強い刺激になるものはなるべく控えることも大切です。

治療では、こうした生活改善の指導に加えて腸の働きを改善する薬が使われます。ここまでの段階で多くの場合は治りますが、それでも効果がみられずストレスの影響が強いと考えられるときは、心理療法が併用され、抗うつ薬や精神安定薬も使われます。

最近、男性の下痢型IBSに新しい薬剤が使用できるようになりました。ストレスなどによって遊離が促進されたセロトニン(神経伝達物質の1つ)を選択的に阻害するもので、IBS治療の新たな選択肢として期待されています。
 
 


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日時:2009年09月10日 16:30