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軽視できない強度近視とは?


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パソコンや携帯電話、大型テレビなど、目を酷使する機会は増加の一途のため、強度近視の危険度は高まるばかりです。働き盛りに多く、深刻な視力障害の原因にもなります。

 


強度近視とは

目の働きはよくカメラにたとえられますが、外界から入ってきた光はレンズに当たる角膜と水晶体で屈折し、フィルムに当たる網膜で像を結びます。ピントが合って網膜上でぴたっと像が結び鮮明に見える目を「正視眼」といい、ピントが合うためには屈折力に加え、眼球の前後の長さ(眼軸長)が重要です。

近視とは、この眼軸長が異常に伸びてしまったために、網膜より前方で像を結んでしまう状態です。さらに、眼軸長が一定の基準を超えて著しく長い状態は、強度近視と定義づけられています。
 
眼軸長は、IOLマスターという検査機器を使って測定することができます。福岡県久山町の住民を対象とした調査(2005年)があり、その結果から、定義に基づく強度近視の眼軸長は正視眼の眼軸長よりも3.5mmほど長いと推定されています。
 
強度近視の人の割合は、1988年の時点では全人口の1〜2%とみられていましたが、久山町の調査では40歳以上の5.4%が該当していました。この割合を現在の日本の全人口に当てはめると、40歳以上の日本人6,700万人のうち、強度近視の人は361万人にもなります。

強度近視は単に近視が進んでいる状態ではなく、眼球が大きく引き伸ばされるために深刻な視覚障害を引き起こす「病気」です。また、白内障や黄斑部出血、網膜剥離(はくり)といった、高度の視覚障害や失明の原因となる合併症を引き起こします。しかし、このことが広く認識されているとはいえないのが問題なのです。
 


遺伝的要因に目の酷使などが重なって発症

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東京医科歯科大学大学院の大野京子准教授によると、強度近視は遺伝的な要因が大きく、それにパソコン、携帯電話、大型テレビの普及などによる目の酷使などの環境要因が加わって起こります。日本人に比べ、ハワイの日系人には強度近視が少ないことからも、原因が遺伝だけではないことは明らかです。

わが国で視覚障害の原因を調べたさまざまな疫学研究から、矯正視力が0.1〜0.5というロービジョン(低視力)の原因としては、緑内障、糖尿病網膜症に次いで強度近視が3番目。矯正視力が0.1未満の失明の原因としては、緑内障に次いで強度近視が2番目という結果が出ています。

大野准教授は、「強度近視による視覚障害の特徴には、(1)働き盛りの年代に多く発症し、(2)両目が同じように障害され、(3)物を見るのに重要な網膜の中心部(黄斑部)が障害されやすいため、早期から強度の視覚障害に陥ることなどがあります。このため、社会経済的な影響が大きいのです」と指摘しています。
 


失明原因にもなる合併症

大野准教授によると、強度近視が原因となって視覚障害を起こす目の病気は主に次の5つです。


核白内障
水晶体が濁って物がぼやけて見える白内障のうち、強度近視では水晶体の中心部の「核」が濁る核白内障が起こりやすく、若いうちから発症する。水晶体が変性して屈折率が高まることから近視が進行するが、これが唯一の症状であることが多い。このため、めがねやコンタクトレンズの度数を上げて済ませてしまうケースもあるが、手術によって濁りを除去する必要がある。


近視性黄斑部出血
眼軸長が伸びることで網膜の黄斑部にある膜が断裂し、新生血管という病的な破れやすい血管が網膜に侵入。新生血管が出血したり浮腫を生じることで視力低下を招く。強度近視の人の10%程度に起こる。症状は、文字が欠けて見える、ゆがんで見える、あるいは見ようとするところが見えないなど。放置すると視力障害が進行し、5〜10年後にはほとんどのケースで矯正視力が0.1以下になる。さまざまな治療法が開発されており、早期発見・早期治療が大切。


近視性網膜脈絡膜萎縮
網膜やそのすぐ外側にある脈絡膜が引き延ばされて薄くなり萎縮することで眼球が黄色く見える。年齢とともに増加し、軽度のものも含めると30歳代で強度近視の人の約半数にみられる。視力障害や視野障害が徐々に進行し、矯正視力0.1以下といった極端な視力低下の恐れもある。治療法や予防法はないが、新生血管や網膜剥離を生じやすいため慎重な経過観察が必要。


近視性視神経障害
網膜や脈絡膜だけでなく、眼球の後ろについている視神経も同時に伸びて変形し、視神経障害の原因になる。早期から視野の中心部が欠けやすいため、早い段階から視力障害を起こすケースも多くみられる。視野障害が進行し続けることが多く、早期発見、早期治療が重要。強度近視の人は1年に1回は視野検査を受けることが望ましい。


網膜剥離
網膜が引っぱられて裂けてしまい、網膜が脈絡膜から引き離される。剥離した網膜は栄養をもらえなくなり、網膜の外側にある視細胞が死んで視野が欠損する。放置すると網膜全体が剥離し、確実に失明する。20歳代と50歳代にピークがあり、目のけがのほか、強度近視が大きな原因となっている。前ぶれとして、明るいところを見上げて目を動かしたときにゴミのようなものが見える「飛蚊症(ひぶんしょう)」が現れることがある。飛蚊症の多くは問題のないものだが、(1)以前は何も見えなかったのにゴミが見えるようになった、(2)見えるゴミが増えた、(3)ゴミが見える上に視野が欠けてきた、などの場合は、眼科の専門医に相談する必要がある。


大野准教授は、近視が進んでいる人など、強度近視が疑われる人は眼科専門医を受診し、視力、屈折度、眼軸長を調べてもらい、眼底検査も受けることと、1カ月に1回は片目ずつ見え方をチェックすることを呼びかけています。


「gooヘルスケア」


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日時:2010年06月28日 17:32