夏バテを解消するためには、栄養補給や睡眠、適度な運動などのように、生活習慣を見直すことが大事です。しかし、この季節は夏バテだけではなく、「夏ストレス」も深刻な問題です。
■「夏バテ」と「夏ストレス」は違う!
夏も終盤になってくると、疲れをどっと感じます。「最近、疲れがとれないけど、夏バテかな〜」と体調を気にする人も多くなります。
「夏バテ」とは、夏の暑さのために身体の働きが低下してしまうことをいいます。また、最近では冷房による過激な寒暖差で体調を崩すことも含まれます。たとえば、以下のような症状が現れます。
●寝苦しくて睡眠がしっかりとれない
●食欲が進まない
●身体がだるい、疲れを感じる
●冷房によって冷え症になる
●水分のとりすぎでむくむ
■「アクセル全開」がストレスの元
夏は他の季節よりも気分が開放的になり、「アクセル全開」で突っ走りがちになります。そのため、無理をしすぎてしまうことが多いのではないかと思います。たとえば、こんなことが「夏ストレス」を引き起こす原因になります。
●日中の暑さのため、涼しい夕方以降に活動が活発になる
⇒例)残業の頑張りすぎ/連日の夜遊び、など
●寝苦しさも手伝って睡眠サイクルがずれ、睡眠不足になる
⇒例)夜更かし/朝食抜き、など
●「夏休み」のスケジュールは「アクティブ一辺倒!」
⇒例)海水浴場で1日中遊ぶ/夏休みイベントで1日中歩き回る、など
●お酒を飲みすぎたり、「オールナイト」で遊ぶことも……
⇒例)ビールを飲みすぎてつい深酒/野外オールナイトライブに行く、など
上のような例は「楽しくてやっている」ことも多いですよね。楽しいといつまでもそれを続けたいと思うし、また「できる」と思ってしまいます。
でも、体力には限界があります。やりすぎてしまうとまず身体に疲れが表れ、放っておくと突然気力も萎えてしまうことがあるのです。いいストレスである「楽しいこと」も、やりすぎれば「悪いストレス」になる、ということを覚えておきましょう。
■夏は「人疲れ」の季節
人付き合いが増える季節といえば、「春」を思い浮かべませんか? でも、意外に夏も人付き合いの多い季節なのです。たとえば、下の例を見てみてください。
例)
●義理の両親や親戚と久しぶりに会う
夏休みに義理の両親の家に泊まりに行く/お盆に親戚が集まってお墓参り、など
●レジャーを通じて人付き合いが増える
家族ぐるみでのバーベキューに誘われる/子どもの友だちの家族と夏休みのイベントに参加する、など
●暑気払いの飲み会が増える
仕事が終わった後に、頻繁に飲みに誘われる、など
このように「義理」を中心に人付き合いが増えるのが、夏の特徴ではないかと思います。
リラックスできない相手と長時間食事をしたり、義理でも他人の家に泊まったりするのは、本当に疲れることですよね。でも、付き合いをやめてしまうと孤立してしまうから、ある程度の付き合いは必要だし……。このような葛藤に悩むのも、「夏ストレス」の特徴でしょう。
■夏ストレスを乗り切るプチポイント
では、こうした「夏ストレス」を乗り切るにはどうしたらいいのでしょうか? 私は以下の4つを心がけてみるといいと思います。
●開放的な夏には「ほどほど」が肝心
特に楽しいと、「やりすぎてしまう」ことが多いもの。でも、そもそも夏バテもしやすい季節なので、「夏こそほどほどに!」を合言葉にしましょう。
●とにかく意識的に「骨休め」
「アクセル全開」で突っ走りがちな夏こそ、「骨休め」を常に意識しましょう。骨休めとは身体を休めて疲れを癒すことです。ダラダラすることも、たまには必要です。
●夏休みにはアクティブ計画を詰め込みすぎない
アクティブな企画をメインにしても、「2日に1日はリラックス日」というように休養を必ず取り入れた日程を組みましょう。
●義理の関係はダラダラ付き合わない
義理の付き合いは、短時間でもストレスがたまります。まして、夜中までずっと一緒に飲んだり、1日中ベッタリ付き合うのは避けましょう。「日中一緒に過ごしたら、夜は一人でも早く休む」「飲み会への参加は、自分なりに“お尻の時間”を決めておく」など、相手に合わせすぎないようにすることも大切です。
このように、ちょっとした心がけ次第で「夏ストレス」を少なくすることができます。みなさんも夏にストレスをためないように気をつけましょう!
「All About」より
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