「1日30分運動しよう」と目標を立てても、仕事が忙しくなると、その決意は三日坊主になりがち。それならば、仕事の合間にできる、気軽な運動から始めてみましょう。
■エスカレーターを使わない
階段の上り下り1回分だけでは、消費カロリーはそれほど多いとはいえないでしょう。しかし、数回の上り下りを1日に何度も、そしてそれを毎日のように続ければ、腹筋や下半身の筋肉を鍛えることができるのです。
やり方はいたって簡単で、普通に上り下りをするだけ。無理をして駆け上がるよりは、速足程度のテンポの方が長続きするでしょう。背筋を伸ばして良い姿勢を心がけ、規則正しい呼吸を意識できれば、なお良いと思います。
■これがイチ押し!通勤ウォーキング
「足は第2の心臓」「老化は足から」などと言われるように、体を支える下半身は、健康を維持するために重要な部位で、筋肉の量も多い。歩いて下半身を十分動かせば、筋力を保つことができます。
ウォーキングは、脂質異常症(高脂血症)や糖尿病などの生活習慣病の予防にも効果的で、厚生労働省は1日1万歩のウォーキングを推奨しています。しかし、1日1万歩を実際に続けるのは、意外と大変なもの。まずは、通勤時に1駅分歩く、昼食時に少し遠い店まで行くなど、できそうなことを毎日続けてみましょう。スーツと組み合わせても違和感のないウォーキングシューズもあるので、探してみると良いでしょう。
■余裕のある人はスイミングに挑戦してみよう
仕事の合間以外でも運動する余裕があるなら、スイミングやサイクリングなども良いでしょう。スイミングは自分のペースでできる全身運動で、腰痛や変形性ひざ関節症などで歩くのが大変な人でも楽しめます。サイクリングは、ゆっくりでも良いのである程度の距離を走るようにしましょう。
テニスなどのスポーツを始めるのも良いが、血糖のコントロールや肥満解消が目的なら、試合を真剣にやるよりも、ウォームアップの打ち合いなどを長時間行うほうが、有酸素運動を長く続けることになるので効果的です。
エアロビクスなどに挑戦するときも、最初は初心者向けのリズム体操がおすすめです。何度かやってみて、息が切れなくなったら、少し激しいものに挑戦しましょう。
■無理のないストレッチの習慣を
一般に、年をとったと感じるきっかけとして多いのは「最近体が硬くなった」「体力がなくなった」など運動能力の衰えです。体の柔軟性や、全体的な筋力の衰えが進むと、些細なことで骨折する、腰痛や肩こりなどに悩まされる、体がすぐに疲れてしまうため外出をしぶるようになるなど、健康的な生活がしにくくなります。ウォーキング前の準備運動も兼ねて、ストレッチなどをして、体の柔軟性を保つよう心がけると良いでしょう。
筋力トレーニングを取り入れる場合は…
ダンベル体操などを1日15分程度行うだけでも、筋力を保つのに効果はあります。しかし、これまで運動をほとんどしていなかった人が、ウォーキングにダンベル体操と一度に始めてしまうと、結局無理をすることになり、長続きしないことが多いのです。最初はウォーキングとストレッチだけから始めて、筋力トレーニングは少しずつ取り入れていくなど、まずは長続きさせることを目標として計画を立てましょう。
「healthクリック」より
そして、毎日をいきいきと健やかに過ごすための「家庭での健康パートナー」として、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム