今年は今まで大丈夫だった人も、たくさん発症しているのではないでしょうか。花粉症の人もそうでない人も、花粉のガードには十分に気を配ってください。
■最低限この3つは守る
花粉の季節に突入しています。飛散量の爆発的増加が予想されている今シーズン、重症化する人も増えているのではないでしょうか。今まで大丈夫だった人も油断はできません。最低限次の3つのことを心がけましょう。
・花粉がたくさん飛ぶ暖かい風の日はできるだけ外に出ない
・花粉のつきにくい服装を心がける
・外出の際はマスクを着用する
また疲れやストレスで症状が重症化したり発症する可能性があるので、花粉の時期はムリをしないことも大切です。
■治療を始める時期は
治療はだいたい飛散拡大が予想される1〜2週前から始めるのが理想です。薬の効き目がピークに達するのに時間がかかるからです。基本的には、『第2世代抗ヒスタミン剤』でアレルギー反応を抑え、鼻水を止める補助薬か、鼻づまり用の薬のどちらかを症状に合わせて処方されます。さらに鼻スプレーや点眼薬を処方されることもあります。
■飛散拡大以降の対策
飛散が拡大してからでも、症状の出始めや、花粉症かどうかわからない場合は、病院を受診すれば治療を開始することができます。薬の効果が出るまで1〜2週間時間がかかりますので、その間は、メガネやマスクで対処することとなります。また、鼻づまりがひどく呼吸が困難な状態にある、くしゃみと目のかゆみが止まらないなど重症化している場合も、『アレルギー頓服』を出してもらうことができます。ただ、今年は頓服を飲んでも症状が治まらない人も多く出てくる可能性もあるようです。そのような人も、花粉をシャットアウトするためのメガネやマスク、鼻マスク着用などをしなければなりません。
花粉症対策の根本は、花粉をできる限りシャットアウトすること。重症化前にフル装備で花粉を退治するようにしましょう。
「X BRAND ヘルスケア」より
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