食を活用したがん予防法については、各国で研究が進められています。今回はがん予防について最先端の研究が行われているアメリカで、現在主流となっているがん予防対策についてご紹介しましょう。
■野菜・フルーツの健康効果
米国国立がん研究所の傘下にある「5 to 9 A Day Program」では、野菜・フルーツを毎日5〜9サービング食べるように推奨しています。毎日野菜・フルーツを最低でも5サービング食べる人は、がんになるリスクが20%減少するという研究結果が発表されています。1990年代のはじめに同機関の傘下で、がんを予防する食品が「デザイナーフーズ」として発表されましたが、現在は野菜・フルーツをたくさん食べてがんを予防しようという動きが主流です。
野菜・フルーツを摂ることで、肺がん・口腔がん・咽頭がん・食道がん・胃がん・大腸がん・直腸がんになるリスクが減ると発表しています。また、乳がん・膵臓がん・子宮がん・喉頭がん・膀胱がんへの効果の可能性も示唆されています。野菜・フルーツの健康効果はがん予防にも及ぶのです。たくさん食べて病気を予防しましょう!
■がんを予防する5つの食材
野菜・フルーツは日ごろからなじみのあるものを選びました。今日の食事に早速活用してみましょう。
1.にんにく
ビタミンB6とマンガンを多く含み、自然なデトックスの役目もある硫化アリルを含みます。リサーチによると、前立腺がん、胃がん、食道がん、乳がんなどへの効果が発表されています。細かく刻むと更に効果が高まります。免疫力を高める効果もあります。
2.キャベツ
ビタミンC、ビタミンK、抗酸化物質を含み、とくに緑のキャベツには抗がん作用が含まれます。腸がん細胞の分裂を防ぐ物質、乳がん、子宮がんなどのエストロゲンに関連するがんを防ぐ物質、また前立腺がんを防ぐ物質など多くの効果が期待できます。自然なデトックスの役目もあるグルコシノレートという物質も含まれています。
3.トマト
ビタミンA、ビタミンC、カリウム、ビタミンKなどが含まれています。トマトに含まれるリコピンには抗酸化作用があり、心臓病のリスクを減少させるという研究結果も。また、カロチンは子宮がん、前立腺がん、喉頭がん、胃がん、子宮頸がん、肺がん、大腸がんになるリスクを減少させるといわれています。
4.レモン
ビタミンCを含みます。レモンだけに含まれるリモノイドという物質には、結腸がん、児童期のがんのリスクを減少する可能性も。またコレステロールを改善し、心臓病リスクを減少させるというリサーチ結果も発表されています。
5.玉ねぎ
玉ねぎに含まれる抗酸化物質には、肺がん、前立腺がんの他に、心臓病、アルツハイマー病のリスクを下げる可能性も。自然のデトックス作用もあります。
「All About」記事より
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