人は太陽の光を浴びることでビタミンDの合成を促進し、カルシウムの吸収を助けるため、骨が強くなるのです。しかし、この紫外線は人にとって大変都合の悪いものでもあります。
■シミ・シワをつくり、老化を早める
特に女性が嫌うシミやシワはほとんどが紫外線によるものです。外で働く機会が多い人ほどシミやシワができやすくなります。また、日本でも北と南では、年間の紫外線量が1.5〜2倍ほど違っているので、例えば、鹿児島に住む女性は秋田の女性よりシミで約20歳、シワで約6歳ほど早く発症すると言われているのです。
■過度の日焼けはヤケドと同じ
こんがり焼けた肌は魅力的。でも、過度の日焼けは、水泡ができたり赤くはれ上がったりします。こうなると日焼けとは言えず、ヤケドになってしまっているのです。これは、急性日光皮膚炎ともいい、ひりひりと痛くてじっとしていられず、病院に行くことになります。もちろん、水泡や赤くはれた部分は、そのままシミの原因にもなるのです。
■皮膚がんのもと
紫外線は皮膚がんのもとになることが明らかになっています。もともとがんとは、遺伝子の異常によって起こるもの。日焼けを繰り返すことで、たびたび遺伝子が傷つき、免疫力が低下すると細胞に突然変異が起こってがん細胞を発生させてしまうのです。
ひとことで皮膚がんと言っても、そのできる部分によってがんの種類は異なります。皮膚がんのうち、起こりやすいものを順にあげると、有棘細胞がん、基底細胞がん、メラノーマ(悪性黒色腫ともいい、極めて転移しやすいホクロのがん)、表皮内がん、などです。
■白内障も引き起こす
紫外線による障害は、皮膚だけでなく目の水晶体にも害を及ぼすと言われています。特に、白内障の発生頻度がかなり高いのです。
目の水晶体は、レンズとしてはたらくと同時に紫外線を吸収するフィルターとしても作用しますが、長年紫外線を浴びつづけると角結膜炎を起こし、激痛を伴うことになります。そのひとつが雪面反射による雪目です。また、殺菌灯に直接目をさらす時にも起こるので注意しましょう。
紫外線は暑い夏だけでなく、1年中降り注いでいます。また、室内にいても窓ガラスをすり抜けて入ってくる種類のものもあります。常に紫外線対策に気を配り、肌や目をケアして老化を防ぎ、いつまでも若々しくいられるようにしたいものです。
「healthクリック」記事より
そして、毎日をいきいきと健やかに過ごすための「家庭での健康パートナー」として、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム