冬になると必ず風邪をひく人がいます。この体質というのは、まだ医学的にはっきりとは分かっていませんが、日常生活環境や鍛錬によって変えられるといいます。その改善策をご紹介します。
■風邪にかかりにくい体質をつくる
@入浴後は必ず水を身体にかける
入浴して十分に皮膚の表在血管が拡張している時に、冷水をかけると急にその血管が収縮します。これを習慣にすると皮膚の寒さに対する感受性が低下して、皮膚がだんだん強化されます。ただし、いきなり胸や肩から冷水をかけるとびっくりしてしまうので、足先の方から水道水を徐々にかけて馴らしていきましょう。
A乾布摩擦と冷水摩擦
風邪に対する抵抗力を増すには皮膚の鍛錬が必要です。寒さに対して皮膚が必要以上に敏感だと反射的に気道粘膜の血管を収縮させて気道の貧血状態を起こし風邪にかかりやすい状態になります。朝起きた時や寝る前など、どんなに寒くても体調がいい時には上半身裸になって乾いたタオルを丸めて両腕、首、胸などを少し強めに摩擦しましょう。夏なら、冷水で絞ったタオルが気持ちいいでしょう。
B薄着の習慣を
子供が感じる寒さと高齢者が感じる寒さは同じ気温でも異なるものです。ついついおとなの感覚で子供に厚着させてしまいがちですが、その必要はありません。「おとなより一枚薄着で」をモットーに子供に服を着せましょう。冬でも室内では素足のほうが足の感覚が鋭くなって皮膚の強化にもなります。
Cパジャマ一枚で寝る習慣を
一晩中厚着したり厚布団で寝ていると汗をかきやすく、皮膚が弱くなり体温が奪われてしまいます。どんなに寒くてもパジャマ1枚で寝るようにしましょう。電気毛布は寝る前に寝床を暖める程度にし、寝る時にはスイッチを切るのがよいでしょう。
■肝心なのは「うがい・手洗い」
風邪のウィルスは咳やくしゃみとともに飛んできて感染(飛沫感染)します。一輌の電車に風邪をひいた人が2人いれば、その人の風邪ウィルスは車輌中に広がる、といわれるほどです。目に見えないだけで、手先にその飛沫粒子はたくさんついており、その手を口や鼻に持っていって感染してしまうのです。30秒手を洗えば、流水だけでも無菌になります。意識して30秒間は手を洗うようにしましょう。
また、うがいをすると1時間くらいは口腔のなかの細菌数が減っているといわれています。1時間経過するともとに戻ってしまいますが、風邪の流行時期にはとても効果的です。
■ストレスをためない!
関係ないようで大いに関係あるのがストレスです。「病は気から」というとおり、ストレスは自律神経を弱め、免疫力・抵抗力が低下させます。心が疲れていると、身体にもその影響が出るのです。休日にはリフレッシュして、ストレス解消しましょう!
「healthクリック」記事より
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