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有機ゲルマニウムについて

 

ビフィズス菌の健康効果


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私たちのお腹を守る善玉菌の代表であるビフィズス菌。しかし、ビフィズス菌の食品への利用は難しく、広くビフィズス菌入り食品を食べられるようになったのは1970年代以降のことです。

 


発酵食品が自分自身のビフィズス菌を増やす

腸(小腸・大腸)は、食べ物を消化吸収するだけの単純な臓器ではなく、私たちの体全体の代謝機能や免疫機能を司る重要な臓器です。そして、こうした腸の働きをしっかりサポートしているのが、腸内に1000兆個も住んでいると考えられる腸内細菌です。ビフィズス菌など善玉菌を増やして腸内環境を良好に保つことは、さまざまな不調を予防する身近な健康法といえます。

腸内細菌のバランスを整えてくれる食品の代表といえるのは、ビフィズス菌や乳酸菌の入ったヨーグルト,ドリンク(発酵乳)などの発酵食品です。これらの食品に含まれているビフィズス菌や乳酸菌は、私たちのお腹の中に住んでいる腸内細菌の一種です。食品として摂ることで、もともと住んでいるビフィズス菌を増やしてくれます。
 


ビフィズス菌入りヨーグルトは戦後生まれ

では、これらの発酵食品にはビフィズス菌と乳酸菌が両方入っているのでしょうか?実は、私たち人間が伝統的な発酵食品として利用してきたのは主に乳酸菌でした。「ビフィズス菌は腸内環境改善の主役」でお話したように、乳酸菌にはたくさんの仲間がいて、どこでも生存可能なため、いろいろな発酵食品に応用されています。

それに対して、ビフィズス菌を含む食品は、ひと昔前まではありませんでした。酸素のある環境では育たないビフィズス菌を使った発酵食品を作るのが難しかったからです。

しかし、乳酸菌で効果があるなら善玉菌の主役であるビフィズス菌を含む食品に挑戦すべきだ、と考えた学者もいました。1948年にドイツのメイヤーは乳児用の食品としてビフィズスミルクを作りました。そして1968年にビフィズス菌をヨーグルトやチーズに応用する論文が発表されると、ヨーロッパでビフィズス菌を利用した乳製品が作られるようになりました。

現在ではヨーグルト、発酵乳、医薬品などに広く使われているビフィズス菌利用の原点は、ここにあったのです。
 


日本で発展したビフィズス菌入り食品

この頃、日本では、理化学研究所の光岡博士が、ビフィズス菌のなかでもとくに重要な働きをすると考えた「ロングム菌 (Bifidobacterium longum)」を使った食品を提案したのです。その熱意に応えたのは、伝統的に発酵技術の積み重ねがあった日本企業です。

例えば、森永乳業は1969年に、健康な赤ちゃんの腸の中からロングム菌の株のひとつであるビフィズス菌「BB536」を発見しました。以前の記事で、大腸がんのリスクを高めるETBF菌を減らす効果が科学的に実証された菌として紹介した、ビフィズス菌です。

森永乳業は1970年にビフィズス菌をヨーグルト製造に利用する技術を開発。1971年に日本初のビフィズス菌入り発酵乳を発売し、その発展型であり、現在も私たちにとって身近な存在である「ビヒダスヨーグルト」は、1978年に発売されました。それからはビフィズス菌入り食品は主に日本で発展、40年たった現在、ビフィズス菌は乳酸菌とともにヨーグルト、発酵乳、医薬品などに幅広く使われています。
また、ビフィズス菌BB536を含んだ食品も、今では世界30カ国で発売されています。

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肌あれ改善も ビフィズス菌の新たな効果

ビフィズス菌や乳酸菌を使った食品が世界中で利用されるようになるなか、菌がもたらす健康効果を科学的解明する研究も続けられています。


<生きたまま腸に届く菌の方が効果的>
たとえば、ビフィズス菌や乳酸菌の入った食品は、菌が生きたまま腸に届くほど整腸効果が高いことがわかっています。しかし、腸にとどいた菌は永久的に腸内に留まるわけではないので、よい便通を習慣づけ、健康を維持するためには毎日継続して食べることが大切です。


<腸内有害物質を除去し、肌あれも改善>
女性にとって気になる肌あれも、腸内細菌と関係があることが分かってきました。腸内細菌のバランスが崩れ、悪玉菌が作り出すフェノール類、パラゾール類が増えると、一部が血液に吸収され、肌のトラブルが増えるのです。トクホ(特定保健用食品)の表示が認められている食品では、腸内でこうした成分が作られることを抑える効果が、臨床試験で認められています。


<アレルギーや感染症予防効果の研究も進む>
個別の菌の効果についての研究も進められています。
ビフィズス菌BB536についての臨床研究では、代表的なものに以下の報告があります。


1.抗アレルギー作用
花粉症患者44名にビフィズス菌BB536の粉末を13週間摂取したところ、花粉症症状が緩和されるとともに、症状の指標となる血中炎症性マーカーが改善した。ビフィズス菌BB536入りヨーグルトを食べてもらった研究でも同様の改善効果が見られている。

2.感染防御作用
65歳以上の高齢者27名にビフィズス菌BB536の粉末を19週間摂取してもらったところ、摂取していない群と比較してインフルエンザの発症や38度以上の発熱が少なかった。

3.コレステロール低下作用
成人男女43名に100gのビフィズス菌BB536入りヨーグルトを1日2個食べてもらったところ、摂取前と比較して血液中の総コレステロール値を改善した。

ビフィズス菌入りヨーグルトが誕生して40年。腸内細菌と健康との関係については次々と新しいことが分かりつつあります。
 


「All About」記事より


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日時:2012年01月11日 18:13