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PTSDを理解しよう@


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未曾有の大災害となった昨年の3.11。被災された方々やTVで何度も津波の悲惨な映像を見た人たちの中には心的外傷後ストレス障害(PTSD)が疑われる症状が出現することが心配されています。

 


PTSDとはどんな障害なのか

大きな災害やテロなどで、自分自身が命にかかわるような目にあったり、目の前であまりに悲惨な状況を見たりすると、心に大きな傷を負います。恐ろしい体験の記憶が“心”に傷として残り、日常を取り戻した後に、何度も甦ってきたり、夢に現れたり、実際に起こってもいないのにリアルな恐ろしさを感じたりする場合があります。これらの症状が、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と言われるものです。昨年の東日本大震災でも多くの被災されている人々の中に、PTSD症状で苦しまれる方がいる可能性があります。
 


どんなストレスでも起こりうるのか

PTSDという診断をするためには、実際に危うく死ぬような体験があること、あるいはまじかで目撃するトラウマがあることが要件です。WHOの診断基準では、ほとんど誰にでも大きな苦悩をもたらすような例外的に大きなストレスが原因とされています。大きなストレスの例として挙げられているのは、東日本大震災のような天災や、大きな事故(火事や交通事故など)、殺人、殺人未遂や強盗、レイプなどの犯罪被害、虐待などです。しかし同じような経験をした人が皆、PTSDになるとは言えません。誰にでも可能性がありますが、誰がなるかは分かりません。
 


PTSDになるとどのような症状があるのか


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ほとんど全員の人が辛い、苦しいと感じるような出来事、たとえばこの度のような大震災、大きな事故、拷問やテロ、収容所の捕虜体験などを体験すると、その直後は、その時の記憶が何度も甦って、実際に体験していた当時のような恐怖感に襲われることがあります。それは急性の反応で、多くの人は2、3週間のうちに落ち着いてきます。

しかし、体験した強い恐怖感を伴う出来事について、辛いと感じながら想い出してしまって、その想い出しが生き生きとリアルであたかも実際に起きているかのように感じられ、身体もそれに反応して動悸がしたり冷や汗をかいたりする。さらに、夜もしばしば夢に見るようなことが続くとPTSDの可能性があります。何とかして外傷的な辛い体験につながるような日常の事柄を避けようとし、日々ボーっとする傾向が続きます。反対に、以前より敏感になり、眠られなかったり、イライラとして怒りっぽかったり、警戒心が強くなり、びっくりしやすかったりします。また、集中することができず、落ち着きません。子供の場合は、遊びの中で辛かった体験を再現してみせたり、絵に描いたりします。頭痛や腹痛など身体的症状が出現したり、親から離れようとしなくなります。お漏らしやおねしょ、指しゃぶり、抱っこなどの赤ちゃん返りなど退行現象がおきて、感情や行動がコントロールできない場合もあります。
 


どこに相談したら良いのか

一口にPTSDと言っても比較的治りやすい場合から重症な場合まであります。3分の2程度は半年くらいで自然に治まると言われています。比較的治りやすい場合は、一般的な精神科で治療が可能ですが、複雑でしたら、専門の治療機関を紹介してもらう必要があります。 

実際、しばらく前には効果があると言われた治療が今では否定されていたりするので、PTSDについてよく分かる治療者に受診しましょう。なにより、治療者とよい関係ができて、守られていると感じることが大事ですから、不安や不信を率直に話して、よく説明してくれる相性のよい先生を探すことです。診断名や技法について十分説明をしてくれ、できないこととできることを明らかにしてくれることが大事です。重篤な場合は、ごく少数の専門家しかいないので、こころよく紹介してくれることも大事です。
 


PTSDと診断された場合、どのような治療法があるのか

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トラウマの内容、PTSDの症状やその重症度によって治療はさまざまです。基本的には、トラウマによるさまざまな苦難をご自身が乗り越えたと実感するように援助します。どの治療技法においても重要なことは、治療者とのよい関係を築くことができ、その結果、安全な場所、“心の拠り所”ができることです。専門用語では「ラポール形成」「抱える環境」と言われるものです。

次に、リラクゼーションや呼吸法などを用いて、どの場合も出現する日常生活における過敏さや不眠などに対処します。さらに、フラッシュバックや悪夢、いやでも何度もおのずと思い出される辛い経験などには、系統的脱感作療法や暴露法などのように、外傷的体験に内的に治療者とともに安全な環境で晒され、次第に不安が治まる体験をさせたり、EMDR(眼球運動脱感作および再処理)という機械的動作と共に辛い記憶を思い出させたりすることによって、海馬の記憶がいわば上書きされ、つまり安全な記憶に上書きされるようにする治療などの専門的治療を行います。

健忘や離人症状などの解離症状には、催眠療法を使用することもありますが、催眠療法は催眠感受性のある人にのみ有効です。米国では、精神分析療法が1980年代までは使用されましたが、現在では日本と同じくほとんど用いられません。

実際には、多くの人々は、支える人がいる安全な環境で日常を過ごし、自分を取り戻していきます。レイプや虐待などにおいては、相手を訴え勝訴したり(つまり自分を責めなくなると)、あるいは社会的に成功したりする体験によって症状が消失することも稀ではありません。
 


「DRP Online Magazine」記事より


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日時:2012年03月28日 14:45