同じ量を食べても、夜食はお昼の食事に比べて太りやすいのです。そこで今回は、夜食のタイプを分類することで「太りにくい」夜食のとり方を考えて見ましょう。
■ついつい手が伸びるタイプ
「ホントにお腹がすいているわけではないけれど、なんとなく口寂しくて…」「つい習慣で、寝る前に一回冷蔵庫をあけてしまうのよね…」「テレビを見ていてついスナックをつまんじゃうのよね…」という方がこのタイプです。
このタイプの中には、ついつい食べてしまっているので自分が比較的たくさんの量を寝る前に食べていることに気づいていないこともあります。
「太る」ということは、どれだけカロリーを摂取するかということ以外に、その摂取したカロリーが脂肪として沈着するということです。
そして、脂肪として沈着するかどうかは、摂取したカロリーには関わりなく、一日のうちいつ食事を摂るかとか、規則正しく(一定の時間に)食事をしているかにかかっているといわれています。
つまり、意識しないでだらだら食べると、体は、いつ食べ物が入ってくるかがわからなくて、その結果、体がエネルギーをどうやって使ったらよいかがわからなくなって肥満の原因になるといえそうです。
このタイプの方の場合、逆にいえば、ちょっとした努力で夜食をやめることができそうですよね。そのためには、まず、自分の食べたものを書き出してみましょう。そしてだらだら食べていないかチェックしてみましょう。そして夕食を食べたらすぐ歯磨きしてしまうとか、冷蔵庫の前にこのチェック表を張っておくなどがオススメです。
■おなかがすいて眠れないタイプ
「ホントにお腹がすいて眠れなくて、つい一口のつもりで夜食を食べ始めたら、いつの間にかいっぱい食べてしまった」なんて方がこのタイプです。夕食の時間が早い、ダイエットをしていて食事制限をしているなどの理由があることが多いようです。
この場合、夕食の時間や量を少し調整するとよいのですが、このタイプの方は、この際「無理をしない」で少し食べてしまうという方法もあると思います。そのときは、あらかじめ食べる量を決めておきましょう。
牛乳やチーズに含まれる必須アミノ酸のトリプトファンには睡眠を促す効果があるので、ホットミルクなどがお勧め。また、消化のよいビスケットなども良いでしょう。体があたたまると眠くなりますので、シャワーでなくぬるめのお風呂に入ってゆっくりリラックスしましょう。
■仕事などで起きていないといけないタイプ
「仕事が忙しくて、まだまだ10時なんて宵の口」「夜勤でこれからが仕事」なので、つい夜食を食べてしまう…という方がこのタイプ。最近では非常に多いですよね。
ただ、もちろん、夜起きているので食事を取りたくなるのはよくわかりますが、人間の体の中には長い年月をかけて作られてきたリズムがあり、ヒトの体は一日中同じ状態ではないのです。例えば副腎皮質ホルモンという有名なステロイドホルモンは、早朝に一番多く分泌され、夜になるにつれて分泌量が少なくなります。
そう考えると、「本来なら寝ている時間に食事を摂っている」と考えてできるだけ、脂っこいものはやめて消化の良いものをよく噛んで食べるようにしましょう。食事よりも水分補給と考えたほうが良いかもしれません。
「起きているからカロリーを消費するはず!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば、50Kgの女性が1時間パソコンに向かってお仕事していたとすると、消費するエネルギーは約87kcalです。もしこの時間に寝ていたとしても、同じ時間で48kcalのエネルギーを消費しています。つまり、理論的にはこの差の範囲内であれば、食べても太らないということになります。3時間で100kcalちょっとなのでジュース一本でしょうか・・・。走り回らないといけないお仕事なら別ですが、あまり、起きていること自体にエネルギー消費を期待はできないかもしれませんね。
■サプリメントは効果があるの?
最近は代謝を上げて肥満を解消するというサプリがたくさんありますが、基本的には補助的なものだと考えた方がいいと思います。「効果があるかも」くらいの気持ちで摂取するのはいいかも知れませんね。ちなみに代謝を上げる効果からダイエット効果が期待されている成分として下の3つがあります。
・α リポ酸
・コエンザイムQ10
・L−カルニチン
やはり何にせよ「だらだら食べる」というのが一番のダイエットの障害になりそうです。自分の生活パターンをよく知って、対策をたてましょう。
「All About」記事より
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