よく耳にする低インスリンダイエット。低インスリンと聞くとなんだか難しそうな響きですが、実は皆さんもうよくご存知で実践されていることかもしれません。
■血糖値がカギ
ダイエット中のとき、「真っ白いごはん」と「雑穀入りごはん」があったら、どちらが良いと思いますか?
正解は、「雑穀入りごはん」です。
…同じお米なのに、何がちがうのでしょうか?実は、食べたときの“血糖値を上げるスピード”がちがうのです。
お米は炭水化物ですね。炭水化物は、腸で消化吸収されると、糖に変わります。お米をずっと噛んでいると甘くなるのは、糖に変わるからです。糖は、血管に入って“血糖値”を上げます。実は、血糖値を上げるスピードが速い食べ物ほど、太りやすいのです。「真っ白いごはん」は、血糖値を上げるスピードが最も速いのです。ところが、雑穀をまぜると血糖値を上げるスピードをぐっと遅くできるのです。
血糖値を上げるスピードを数値で表したものを「グリセミック・インデックス値(GI値)」と言います。GI値が小さい炭水化物を選んで食べることで、ダイエットを行なう方法を「低インスリンダイエット」と言います。なぜ、低“血糖値”ダイエットではなく、低“インスリン”ダイエットなのかというと、血糖値を下げればインスリンも同時に下がるからです。
現代人の摂取しているカロリーのうち、50〜60%を占めているのが炭水化物ですから、GI値の低い炭水化物を選んで食べることは重要です。この「低インスリンダイエット」は即効性はありませんが、継続すれば確実に体重を減らせます。
ダイエット中の人は、お米を食べるときは雑穀入りごはんにしてみましょう。あるいは、玄米入りごはんや、納豆かけごはんでも同様の効果があります。あるいは、真っ白いごはんでも一度冷凍して解凍すると、GI値がグッと下がるという裏ワザもあります。また、お米を食べるのを最後にすることも大切です。
肥満は、アンチエイジングの大敵です。肥満気味の方は、低インスリンダイエットを始めてみましょう。
「健康美容EXPO」澤田彰史より
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