長寿遺伝子のスイッチをOn! してくれるという夢のような成分が紹介されました。その名も、「レスベラトロール」というものです。
■カギを握るのはポリフェノール
私たち人間を含め、この世に生まれて来るすべての生き物が向かえる、「死」。生きている限り、”この世を発つこと”だけはどうしても避けることができません。「死」を避けられないのならば、せめてその時期を遅らせようと、どの時代にでも今まで不老不死の薬、いわゆる健康で長生きすることのができる健康食品はないか？と様々な研究が行われてきました。そしてなんと2006年、ハーバード大学とアメリカの国立老化研究所の研究者との動物実験での研究結果で、「レスベラトロール」というぶどうの果皮から抽出されるポリフェノールを肥満のラットに大量投与させると、肥満による悪影響が減少し、寿命が延びた、と発表されたのです。
■長寿遺伝子をスイッチOn！にするには？
そもそも長生きするためには、一体体内でどのようなことが起きていなければならないのでしょうか？ ウイスコンシン大学では20年もの間、長寿遺伝子の研究が行われ、人間がだれでも持っている「長寿遺伝子のスイッチをOn」にすることが、長生きをするためには重要ということが解明されました。そして普段はおとなしくしているこの長寿遺伝子を意図的に活性化させるために、まずはカロリー制限を強いることが必要であるということがわかったのです。大学では、通常より30％カロリーを抑えた餌を食べさせたアカゲザルと、そうでないアカゲザルを20年にわたり比較した結果、カロリーを抑えたサルは外見も若々しく、運動能力にもたけ、また脳の神経細胞も衰えることなく元気で長生きをしたという結果を発表しました。
■一生、カロリー摂取の制限を続けられますか？
カロリーを制限することが、人間のいわゆる飢餓状態を作るので「長寿遺伝子On」が可能になるとは頭ではわかっていても、続けることはやはり難しいですよね。そんな中、辛いカロリー制限を継続しなくても、長寿遺伝子を活性化してくれる成分、「レスベラトロール」が注目され始めたのです。「レスベラトロール」の成分は、長寿遺伝子の中のサーツーという遺伝子を活性化してくれて、活性酸素の発生を抑え細胞の老化を防いでくれるというのです。
■その他にも様々な作用が…
「レスベラトロール」は長寿遺伝子を活性化させるだけではなく、その他にもメタボリックシンドローム、認知症やアルツハイマー病、癌の予防、血管の強化、運動能力の向上、血糖コントロール、そして抗炎症作用などにも注目されており、今後これからの様々な研究結果が出てくるのが今後楽しみな成分です。
■赤ワインはどれくらい飲めば良いの？
赤ワインで「レスベラトロール」の作用を期待するとなると、想像つかないくらい大量飲まねばなりません。それでは、アルコールの害の方が懸念されるので、「レスベラトロール」を試してみたいという方は、サプリメ ントで摂取することをおススメします。「レスベラトロール」の研究は始まったばかり。まだまだ、この先、様々な発見がありそうで楽しみですね。
■医師の考えるアンチエイジング
北里大学名誉教授、NPOアンチエイジングネットワーク理事長、塩谷信幸教授は、老化には、次の原因があると言います。
１、細胞時計説
２、内分泌説
３、免疫機能低下説
４、DNA損傷説
５、活性酸素説
６、糖化説
こんなにもたくさんの老化の原因を抱えながら、私たちはいつの時代も長生きするために、色々なことを試みていつまでも若々しく、美しくいたいと思うものです。塩谷氏教授の考えるアンチエイジングの5ヵ条を紹介します。
<アンチエイジング5ヵ条>
１、いくつになっても男と女
２、肌の若返りは心の若返り
３、バランスのよい食事と適度な運動
４、よく笑い、よく話し、そしてよく噛む
５、長生きこそ最大の誇り
あなたがいくつであろうと、アンチエイジングするには、いつからでも遅くありません。生き甲斐のある、楽しくて健康的な人生を送ることが、結果的にはアンチエイジングにつながるのです。
<アンチエイジングサプリ>
・ビタミン類…ビタミンB６、ビタミンB１２、ビタミンD,ビタミンE,ビタミンC、葉酸
・ミネラル類…カルシウム、鉄
・ホルモン類…DHEA、エストロゲン、テストステロン、メラトニン、成長ホルモン
今は、自分の体がどんな成分が足りないか？を血液検査で確認することが出来ます。今年は心と同時に、体の中からのアンチエイジング、実践されてみませんか？
「All About」記事より
そして、毎日をいきいきと健やかに過ごすための「家庭での健康パートナー」として、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム
