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PM2.5とは?


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今年に入って、微小粒子状物質(PM2.5)という大気汚染物質への関心が高まっています。まず1月、PM2.5による中国の大気汚染が大きく報じられました。

 


越境汚染と国内の都市汚染の影響

中国の大気汚染は以前から問題になっていましたが、今回は汚染物質が滞留しやすい気象状況や、暖房のための石炭の使用増加なども重なり、北京市を中心に大規模かつ深刻な大気汚染が発生。健康への影響だけでなく、視界不良による航空便の欠航など交通機関にも支障をきたすほどでした。

日本でも西日本を中心に広範囲にわたって環境基準(健康保護のために維持することが望ましいとされる水準)を超えるPM2.5が観測され、環境省は越境汚染が影響していた可能性があると発表しました。

さらに、春先から5月初めにかけては、アジアの内陸部から飛んでくる黄砂(こうさ)の量が多くなります。飛来してくる過程でさまざまな大気汚染物質をとりこむ黄砂とともに、PM2.5の飛来も増えることが予想されます。

さてここまで、大陸からの越境汚染に関する話題でしたが、PM2.5は通常でも日本の大気中で観測され、特に都市部などでは以前から高い濃度が観測されています。今回の濃度上昇は、大都市圏では越境汚染と国内の都市汚染の影響が組み合わさっていた可能性があります。

ここで、PM2.5とは何か簡単におさらいしておきましょう。大気中には、揮発性有機化合物や窒素酸化物などの汚染物質が混ざってできた粒子状の物質が浮遊していますが、その中でも粒径2.5マイクロメートル(2.5ミリの千分の1)以下のごく小さな粒子をPM2.5と呼んでいます。

PM2.5は化石燃料や草木などを燃やしたときに発生し、車の排気ガスや工場のばい煙などが主な原因となっています。直径が髪の毛の30分の1程度と大変小さいため、吸い込むと肺の奥まで入りやすく、ぜんそくや気管支炎、肺がんなどの呼吸器系の病気のほか、血管に入り込んで動脈硬化や心臓病、脳梗塞など循環器系の病気を引き起こす恐れがあると言われています。
 


環境省の暫定的な指針

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日本ではPM2.5について「1年の平均値が1立方メートル当たり15マイクログラム以下で、かつ1日の平均値が35マイクログラム以下」という環境基準が平成21年に設定されています。

40年ほど前には日本でも今の中国に近い大気汚染がありましたが、その後大きく改善されてきました。大気汚染防止法による工場などのばい煙発生施設の規制や自動車排出ガス規制などによって、ここ10数年間をみても、国内のPM2.5の年間平均濃度は減少傾向にあります。それでも、平成22年度におけるPM2.5の環境基準達成率は低い水準に留まっています。

最近のPM2.5への関心の高まりを背景に、環境省は2月半ばに「専門家会合」を開催して大気汚染の現状や健康への影響、濃度が高くなった場合の対策などを検討。2月末、PM2.5の1 日平均値が環境基準の2倍を超えると予測される日に、都道府県が住民に対して外出などを控えるよう注意喚起を求める暫定的な指針を示しました。

指針では、多くの人が活動を開始する午前中の早めの時間帯に「1時間値で1立方メートル当たり85マイクログラム(1日平均値が環境基準の2倍である70マイクログラムを超えることが予測される値)」を超えた場合、都道府県が次のような注意喚起を行うこととしています。


【行動の目安】

・不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らし、屋内でも窓の開閉や換気を必要最小限にする。

・高感受性者(呼吸器系や循環器系疾患のある人、小児、高齢者など)は、体調に応じてより慎重に行動することが望まれる。

※1 日平均値が70マイクログラム以下であっても、高感受性者では健康への影響がみられる可能性があるため、体調の変化に注意する。

また参考情報として、その他の対策について次のように挙げています。

●マスクの着用
医療用や産業用の高性能な防じんマスクには微粒子の吸入を減らす効果があるが、顔の大きさに合ったものを空気が漏れないように着用する必要がある。不織布マスクなど一般用マスクにはさまざまなものがあり、それぞれの性能によって吸入防止効果は異なる。

●空気清浄機
PM2.5除去効果は、フィルターの有無や性能など機種によって異なるため、効果に関する詳細は製品表示や販売店・メーカーに確認する必要がある。
 


たばこの煙にも多く含まれる

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実は、PM2.5の発生源には、車の排気ガスや工場のばい煙などよりもっと身近で問題の大きいものがあります。それはタバコです。PM2.5はタバコの煙にもたくさん含まれていて、特にフィルターを通さず周囲に広がる副流煙に多いのです。環境省は、喫煙によって室内のPM2.5 濃度が大きく上昇することに注意を呼びかけています。

さらに、日本禁煙学会は2月「日本では国内の受動喫煙が最大の“PM2.5問題”」とする見解と提言を発表、「禁煙を実施していない日本の飲食店内は、北京の最悪汚染時に匹敵するPM2.5レベルとなっている」と警鐘を鳴らしました。

日本のさまざまな飲食サービス業店内のPM2.5濃度を調べた学会のデータによると、全面禁煙の店と完全分煙の店の禁煙席以外では、ほとんどすべてで1立方メートル当たり100マイクログラムを超え、自由喫煙の居酒屋ではなんと700マイクログラムを超える高濃度になっていました。禁煙席でも、喫煙席と完全に仕切られていない店は大変高い濃度が観測されました。

家庭でも、喫煙する家族がいる屋内の濃度は喫煙者のいない家庭より30マイクログラム高いことがわかっており、学会では屋内の全面禁煙を訴えています。

最後にPM2.5に対する防衛策をまとめると、濃度の高い日はできれば外出を控える、外出するなら高性能のマスクをきちんとつける、室内では換気を避けPM2.5除去効果の確かな空気清浄機を使用する、禁煙する、といったところでしょうか。
 


「goo ヘルスケア」より


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日時:2013年04月02日 17:12