つい飲みすぎてしまい、二日酔いで翌日がつらいという程度ならまだしも、飲酒後または食後にみぞおちのあたりが激しく痛む場合、それは急性膵炎の可能性が考えられます。
■急性膵炎が起きる仕組みと治療法
膵臓から分泌された膵液が含む「たんぱく質分解酵素」は、通常は食べたものを消化します。しかし、過度の飲酒や胆石がきっかけとなり、膵臓自体が消化され、炎症が起きてしまうことがあります。これが急性膵炎と呼ばれる病気で、腹痛以外にも、吐き気や背中の痛みなどの症状が現れます。
さらに、炎症が起きた膵臓では、炎症を広めるたんぱく質がつくられます。これが血管を通じて全身を巡り、腎臓をはじめとする別の臓器を傷つけるほか、呼吸困難や消化管出血などの症状を引き起こすこともあるのです。
軽症であれば、膵臓を休ませるために食事を控えたり、鎮痛薬による治療を受けたりすれば、回復することが多いようです。症状が重い場合は上記のほかに、炎症の原因となっているたんぱく質分解酵素の働きを抑える薬が用いられます。病気が進行し、膵臓に壊死まで起こっている場合は、その部位を取り除く手術が行われることもあります。
■予防の第一歩は、お酒を飲みすぎないこと
急性膵炎を予防するには、過度の飲酒を避けることのほかに、食事や運動の面において、健康に配慮した生活を送ることが重要となります。また、以前に急性膵炎にかかったことがあり、再発の恐れがある人は特に、定期的に検査を受けることが望ましいでしょう。
<急性膵炎を予防するポイント>
●お酒を飲みすぎない
●動物性脂肪の多い料理を控え、バランスのとれた食生活を送る
●適度な運動を習慣的に行う
●定期的に検査を受ける
「healthクリック」記事より
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