春になると、ニキビができる人がとても増えます。その原因は生活の変化によることが多いようです。代表的なものが“引っ越し・就職・結婚（離婚）”の三つです。
■ストレスニキビとは
春は、職場環境の変化や、引っ越しが多い季節です。こういった、環境の変化が実は人間に“みえないストレス”を与えているのです。
ストレスがカラダに与える影響は人それぞれで、「胃が痛くなる」といったよくあるものから、「腰が痛くなる」とか「口が渇く」「顎が開きづらくなる」といったものまであります。そのひとつとして、「ニキビができる」というものがあるのです。こういった大人のニキビを「アダルトニキビ」または「ストレスニキビ」と言います。
■予防のための4か条
①ストレスを回避することができれば、もちろんそれが一番です。
②夜12時前には必ず寝ること。肌は夜寝ている間にしか再生されないからです。
③ビタミンを多くとること。つまり、野菜や果物をたくさん食べることです。あるいはビタミン剤でも良いでしょう。
④食物センイを多くとること。これも野菜や果物ですね。食物センイが足りないと必ず便秘になり、腸内の活性酸素が増えて、これがニキビの原因になるのです。
ニキビは肌の老化を進行させてしまいます。ニキビの周りには、老化の原因物質である“活性酸素”がたくさん発生しているからです。
■ニキビができてしまったら
ニキビが発生したら、なるべく早く治すことが肝心です。ニキビは皮膚科で治療しますが、薬では治りにくい場合もあります。その際には、『ビタミン誘導体による治療が行なわれます。非常に効果がありますが、保険が利かないためコストがかかります。
「ニキビは治したいけど、クリニックに行くのは大変」という人には、家庭用ピーリング剤のソープがオススメです。また、ビタミンC誘導体入りのクリームやローション』も一緒に使うと、治療効果が格段にアップします。
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澤田彰史医師のブログ記事より
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