あなたはストレスを感じるとどう対応しますか？泣いてしまう、物に当たる、イライラしてもぐっと我慢をする…。実は最後のぐっと我慢をする人に起こりやすい危ない症状があるのです。
■ぐっと我慢をすると起こる身体の異常
力を入れると、全身の血管が拡張します。通常よりも力を入れることによって、目の血管も拡張し、目の周りなどの毛細血管が破裂して皮下に内出血を起こすことがあります。
例えば便秘の人がトイレで一生懸命、力むことでも目の周りの毛細血管が内出血してしますことがありえるのです。これは怒責性紫斑というもの。怒責性紫斑は目の血管拡張だけでなく、血圧を上昇させ心臓への負担もあります。これは力むということが原因なので、出産や嘔吐などでも起こることがあります。
冬の寒い時期の夜間トイレでも起こり、さらには、心臓発作を起こして倒れるということもあるのです。
■充血も目の炎症
怒責性紫斑にならなくても充血というのは、よくあること。目の血管が拡張して、目が赤くなったように見えます。その原因はさまざまで、眼精疲労や目の炎症などでも起こります。
目が疲れたり、コンタクトレンズを長時間使ったりして、一時的に目が充血するのであれば、目を休める事が大事。手に細菌がついていた時に目をこすったりすると、目に細菌が移り、炎症となり充血することもあります。ですので、目を触るときは手をよく洗い清潔にする事が必要です。
■目の血管を穏やかにするには？
日頃から目の周りの筋肉、血管を柔軟にしておくことをお勧めします。日頃パソコンやスマホを使うことが多いようであれば、1時間に1回は目を休めたり、遠くを見て目の緊張を和らげたり、ホットアイマスクで目を癒してあげることが効果的。
血流不順が主な原因なので、通常の血流にしてあげたり、目の血流を良くするためにも目の周りを優しくマッサージするのも良い方法です。
■秋は花粉症による充血に注意！
アレルギーでも充血はしやすいもの。これからブタクサなど、秋の花粉が待っています。そうするとアレルギー症状として目が充血してくることも。目に負担をかけないためにも、花粉予防の眼鏡をするのがお勧めです。
慢性的に充血するようであれば、目に何か病気がある可能性もあるので、早めに病院で検査して下さい。また、むやみに力をいれず、ストレスをうまく回避して、目の周りも、心も穏やかにしていきたいですね。
「livedoorニュース」〜Peachy〜より
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