「30歳を過ぎたら、急激に太りやすくなった」とお嘆きの男性は多いのではないでしょうか?食べる量は昔より減っているのに確実に太ってしまうのは何故なんでしょうか?
■30を過ぎると太りやすくなる?
30歳を過ぎると、毎年1%ずつ筋肉量が減っていきますので、そのぶん基礎代謝が下がっていくため太りやすくなるのです。さて、そもそも「基礎代謝」とは何でしょうか?
基礎代謝とは、“運動などを特にしていなくても、体を維持するためだけに消費されるカロリー”のことです。1日に必要なカロリーのうち、なんと70%はこの基礎代謝に使われています。
世の中には、“基礎代謝の高い人”と、“基礎代謝の低い人”がいます。それが実は、“太りやすい人”と、“太りにくい人”になります。では、“基礎代謝をあげる”にはどうすれば良いのでしょうか?
■基礎代謝をあげるには
基礎代謝をあげて“痩せやすく、太りにくい体”をつくるには、細胞を活性化させて、どんどんカロリーを消費させるようにすれば良いのです。しかし、一口に“細胞”と言っても、人体にはいろんな細胞があります。基礎代謝をあげるには、1)筋肉、2)骨、3)腸、の細胞を活発化させることです。
一番のキーは、やはり筋肉です。 だから、30歳を過ぎるとみんな太りやすくなるのです。
しかし、だからと言って「筋トレをしましょう!」というわけではありません。そもそも、現代の男性は忙しくて筋トレをする時間などなかなか確保できません。そのかわり、通勤や通学の際に、エスカレーターとエレベーターを使うのをやめ、すべて階段で移動するだけで良いのです。
「階段をのぼる」という運動は、ヒップにある「大臀筋」と、太ももの「大腿筋」というとても大きな筋肉を使う運動で、実はランニングや水泳のクロールと同じくらいの運動強度があります。
1日5分間だけ、「階段をのぼる時間」を作ればそれで運動量は充分です。「たったそれだけ?」と思われるかもしれませんが、JRの1フロア分をのぼるのに大体15〜20秒かかります。
そのため、1日15フロア分のぼる計算になります。
「大臀筋」を使うことで、ヒップアップにもつながりますし、筋肉を動かすことで自然と骨も強くなり、ますます基礎代謝が上がります。
また、ビタミンB・D・αリポ酸を摂取すると効率よくエネルギー代謝が進みます。食事から摂取するのが一番ですが、どうしても食生活が乱れがちな人はサプリメントを利用しても良いでしょう。
「livedoorニュース」より
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