「カロリーゼロならもちろんダイエットになるし、なんだか健康にもよさそう!」と思う方が多いかもしれませんが、これらの食品には落とし穴があります。
■「カロリーゼロ」表記の落とし穴とは
まず、「カロリーゼロ」や「ノンカロリー」と表示してよい条件は、国によって基準が定められています。
【カロリーゼロ・ノンカロリーと表示できる基準】
100ml・100g当たり5kcal未満の場合
この場合、例えば、500mlあたりのカロリーが24kcalのものでも「ゼロカロリー」と表示できるのです。24kcalというとスティックシュガー2本分(1本3g)のカロリーに相当しますので、意外と無視できなカロリーですね。「カロリーゼロ」と表記されていても、すべての商品が本当に「0kcal」とは言えない、ということを知っておきましょう。
また、「ゼロカロリー食品」に限ったことではありませんが、商品に記載してある栄養成分表示をチェックする際には、商品1つ分なのか、100ml/100g分なのかをしっかりと確認することが大切です。
■甘いのにカロリーゼロなのはなぜ?
甘いのになぜカロリーがゼロなのかというと、こういった飲み物やお菓子には、ほとんど砂糖ではないカロリーゼロの甘味料が使用されています。甘味料は人工的に作られたものもあれば、天然由来の物もあり、種類はさまざまです。「ゼロカロリー食品」によく使われている、代表的な甘味料をご紹介します。
【代表的な人工甘味料】
・アスパラテーム/アセスルファムカリウム
(コカ・コーラゼロ/ペプシネックスゼロなど)
【代表的な天然甘味料】
・エリスリトール
(パルスイート®カロリーゼロ/ラカントSなど)
・キシリトール
(キリシトールガム)
これらの甘味料は、一定の安全性は認められるとして、国によって食品添加物としての使用が許可されています。
一方で、人工甘味料の利用が人体に及ぼす影響についてはさまざまな研究がされており、害がないという報告もあれば、残念ながら害があるという報告もあり、単純に「絶対に安全」とか「絶対に危険」などと答えを出すことができないのが現状です。
■毎日食べ続けるのは避ける
エネルギー摂取の観点から考えると、確かにカロリーゼロなら食べても太らないと言えますが、それに依存して長期間にわたって毎日食べ続けるようなことは避けた方が無難かもしれません。どうしても甘い味で満腹感がほしいというときに、「ゼロカロリー食品」をピンポイントで利用することをオススメします。ちなみに、ダイエット中であっても1日100kcal程度であればお菓子を食べてもそれほど問題ありません。普段の間食としては、フルーツや普通のお菓子を少量ずつ食べて満足感を味わうのもダイエットを成功させる鍵ですね。
「livedoorニュース」より
そしてゼロカロリー食品をうまく利用するとともに、毎日をいきいきと健やかに過ごすために、ぜひ有機ゲルマニウムを取り入れてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム