新しい年度、フレッシュな気持ちで臨んでいる方も多いでしょう。でも気温の変化や環境の変化によって体調を崩しやすい季節でもあるので気をつけましょう。では旬の行事食をご紹介します。
■端午(たんご)の節句(5/5)
5月5日は、現代では「こどもの日」としてお祝いされますが、もともとは五節句のひとつである端午の節句にあたり、厄払いの行事でした。「菖蒲(しょうぶ)の節句」ともいわれ、強い香気で厄を払う菖蒲やよもぎを軒につるし、また菖蒲湯に入ることで無病息災を願いました。
江戸時代以降は、「菖蒲」を「尚武」(武士を尊ぶ)という言葉にかけて、身を守る「鎧」や「兜」を飾り、男の子の誕生と成長を祝うようになりました。端午の節句のお祝いの食事のうち代表的なものとして、関東では柏餅、関西ではちまきを食べる習慣が定着しています。
《菖蒲》
サトイモ科の植物で、葉には独特の芳香があり、茎や根には血行促進や鎮痛作用があります。端午の節句には、邪気を払い、無病息災を願って菖蒲の根や葉を入れた菖蒲湯に入る風習が受け継がれています。また、昔から漢方薬としても利用されており、健胃、鎮痛作用があります。
《ちまき》
中国から伝来されたもので、餅団子を茅(ちがや)の葉で包んだものです。「難を避ける」という意味が込められています。
《柏餅》
上新粉とくず粉を混ぜてつくった「しんこ餅」に、あんを挟んで柏の葉で包んだお菓子です。柏は昔から神聖な木とされています。新芽が出ないと古い葉が落ちないたりめ「子どもが生まれるまで親は死なない」すなわち「跡継ぎが途絶えない」に結びつき、成長と子孫繁栄を願う縁起のよい食べ物になりました。
「健康管理士一般指導員」メルマガ記事より
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