「ブラックコーヒーは虫歯予防に効果がある」との研究結果が発表され、朝のカフェオレをブラックコーヒーに変えるだけで、虫歯とおさらばできるかもしれないのです。
■細菌バイオフィルムが歯周病や虫歯の原因
ブラジルのリオデジャネイロ連邦大学のアンドレア・アントニオ教授率いる研究チームが、「ブラックコーヒーは抗菌性があり虫歯予防に効果がある」との研究結果を発表しました。
虫歯や歯周病を引き起こす大きな原因となるのは歯垢ですが、歯垢とは細菌が集まって薄い膜を作り、歯の表面に張り付いてる状態のことで “細菌バイオフィルム” とも呼ばれます。
■ブラックコーヒーが虫歯を抑制
まず研究チームは、抜けた乳歯に子供の唾液から採取した細菌を付着させ、細菌バイオフィルムを培養。そして世界市場において3割を占める “ロブスタコーヒーノキ” から抽出したコーヒーに、細菌が繁殖した歯を浸けて経過を見ました。するとコーヒーが、細菌バイオフィルムを活発に分解し始めたのです。
■ポリフェノールが効果の秘密!?
細菌バイオフィルムが分解された理由は、コーヒーに含まれる抗酸化物質ポリフェノールの効果ではないかと考えられていますが、関連性を確証するにはさらなるリサーチが必要だと教授は見解を述べています。
■飲み過ぎには注意
しかし虫歯予防の効果があるからといって、コーヒーの飲み過ぎは禁物です。歯に色が付着するうえ、コーヒー酸によって歯のエナメル質が浸食されてしまうからです。もし日常的に効果を得たければ、砂糖を入れないブラックコーヒーを適量飲むのが良いそうです。
将来的にはコーヒーから抽出された物質が、歯磨き粉やマウスウォッシュに使用される可能性もあるかもしれません。その前に虫歯や歯周病にならないよう、毎日のケアを怠らないようにしたいものですね。
「livedoorニュース」より
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