健康に関する情報が氾濫している昨今、どれが正しく、どれが怪しいかを一般人が見分けるのは難しいと思います。今回は8時間睡眠の是非についてのトピックスです。
■睡眠時間は年齢で異なる
かつて「人間の理想的な睡眠時間は8時間」といわれており、多くの人は信じていました。ところが、まったくのウソだとか…。
「まず、根拠がなく、誰が『8時間睡眠がいい』と言い出したのかもわからない。そもそも睡眠時間は年齢によって異なります」
こう説明するのは、睡眠研究の専門家である三島和夫氏。資料によると、10歳以下の子供こそ平均睡眠時間が8時間を超えていますが、徐々に短くなり、40歳で約6時間半、70歳以上になると6時間を切るのです。
■最適な時間には個人差が
「データはあくまで平均であり、一日3時間程度しか寝ないショートスリーパーもいれば、逆に10時間睡眠を取る人もいます。睡眠時間の個人差は非常に大きいことは明らかになっていますが、その人にとって理想的な睡眠時間がどのくらいなのか調べる簡潔な方法は確立されていません。睡眠というのは、まだ解明されていない部分が多いのです」
■「深い睡眠」=「よい睡眠」ではない
夜中に目が覚めるなど、何らかの不眠症状を訴える人の割合は、成人で40%だといわれていますが、治療が必要なのは6〜8%程度だと三島氏は言います。
「ただし、寝不足の人は非常に多いと思います。サラリーマンには休日に寝だめをする人もいるでしょうけど、眠りすぎは禁物。特に夜型の人は一気に体内時計が遅れてしまい、月曜日がツラくなります。寝るなら平日と同じ時間に一旦、起きて、昼寝をするほうがいいでしょう」
今も謎だらけの睡眠。理想の睡眠時間どころか、人間にとってまだまだ未知の領域のようです。
「livedoorニュース」より
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