脳血管疾患は日本人の死因の第4位、患者数は123万人を超えています。原因がわからず放置してしまうケースが多いのですが、軽いつもりが致命傷になるのが「脳梗塞」です。
■意外な症状が前兆の場合も
脳梗塞の初期症状は、“顔のゆがみ”“片手・片足のしびれ”“言葉が出ない”“ろれつが回らない”などですが、人により感じ方は異なります。
片手だけ、片足だけというように片側に症状が出ていたら、脳梗塞の可能性があります。心房細動で心臓の血管にできた大きな血栓が脳に飛んだり、生命中枢に関係する脳底動脈がつまったりするタイプの脳梗塞の場合は、命に関わることもあります。症状が軽いからと油断せず、脳卒中の専門医に診てもらうことが大切です。
また、意外な症状としては、「足がだるい、足が重い」といった症状は、足の動きに関連する脳の血管がつまったためかもしれませんので、自己判断は危険なのです。
■10年間で5割が再発する
再発予防のためには薬の服用が欠かせません。従来使われていたワルファリンは、定期的に採血をして薬の量を微調整したり、食べものを制限したりする必要がありました。近年登場した新薬はそういう煩わしさがなくなったため、再発予防がしやすくなりました。しかし、薬が万全というわけではありません。
再発は初回の発症より重症化しやすいので、高血圧や糖尿病などの生活習慣病をコントロールすることも重要です。
また、今の季節は熱中症から脳梗塞を発症するケースが多くなります。対策には1時間おきに200〜300ミリリットルのスポーツドリンクや薄い塩水をとる“時間給水”が有効です。寝る前も水分をとり、部屋はクーラーなどで適度な温度にして、しっかり予防することが大切です。
「livedoorニュース」より
そして、生活習慣に気を付けて前兆を見逃さないよう注意するとともに、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
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