水分補給が欠かせない季節。水やお茶など様々な飲料を持ち運べる便利な水筒ですが、なかには水筒に入れると危険な飲料があることをご存じでしょうか?
■金属製の水筒と酸性の強い飲料は要注意
ひと口に水筒といっても、様々な種類があります。そのなかでも、人気が高いものといえば、保温機能の優れたステンレス製の水筒。頑丈で壊れにくく、子に持たすにもピッタリ。ですが、ステンレスやアルミなど金属製の水筒は、使い方によっては、容器の金属成分が飲料のなかに溶け出し、中毒症状を引き起こしてしまう恐れがあるといいます。
東京都福祉保健局によると、金属製の水筒は、飲料と金属が直接接触しないようにするための加工がなされており、通常であれば、短時間で溶け出す金属はごく微量とのこと。しかし、水筒の内側にキズがついている場合、酸性の強い飲料を入れると、高濃度の金属成分が溶け出す可能性があるといいます。
実際、朝水筒にスポーツ飲料を入れた児童6人が、昼過ぎにスポーツ飲料を飲んだことにより苦味を感じ、頭痛やめまい、吐き気などの症状を訴えたという報告も寄せられているといいます。その際利用された水筒は、一見すると破損しているようには見えないほど軽微なキズだったそうです。このことから同局では、水筒は古いものを使い続けず、定期的に新しいものに交換することを推奨しています。
■水筒に入れないほうが良い酸性の強い飲料とは?
スポーツ飲料と金属製の水筒の組み合わせは、要注意ということはわかりましたが、そもそも酸性の強い飲料には、どんなものがあるのでしょうか? パッと思いつくものでは、オレンジやグレープフルーツなどの果汁飲料が挙げられますが、実は他にもスポーツ飲料や炭酸飲料、乳酸菌飲料も酸性の強い飲料なのです。飲料に含まれる酸性の物質には、炭酸、乳酸、ビタミンC、クエン酸などがあり、これらを含む飲料は注意が必要です。
これからの季節、水筒の出番はますます多くなります。金属製の水筒や酸性の強い飲料を扱う際は、「長時間入れっぱなしにしない」「内側のキズを確認する」など、十分に気をつけましょう。
「livedoorニュース」より
そして、水筒の使い方に十分注意するとともに、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
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