旬の食材は、おいしく、栄養価も高く、しかも経済的です。本来の収穫時季にとれたものを食べるのは、体調を整えるためにも大切なことです。「旬」の食材を取り入れて健康づくりにも役立てましょう。
●オクラ
オクラのぬめりの成分はガラクタンやアラバン、ペクチンといった食物繊維です。これらの成分には、整腸作用やコレステロールの抑制作用、血糖値の上昇を抑えるなどの作用があります。また、体内でビタミンAに変換されるβカロテンが豊富に含まれています。その他にも、カルシウム、鉄、カロテン、ビタミンCなどを多く含み、栄養価も高いので、夏ばて予防としても適した食材です。
●昆布
昆布には、様々なミネラル成分が豊富に含まれています。 昆布に含まれるヨウ素は海藻類の中で最も多く、甲状腺ホルモンの原料になり、基礎代謝を活発にしたり、交感神経に作用してタンパク質や脂質・糖質の代謝を促進する働きがあります。また、水溶性食物繊維であるアルギン酸が多く含まれており、大腸の働きを活発にして便通を促す働きやコレステロールや腸内の有害物質を体外に排出し、大腸がん・動脈硬化などの予防に効果的です。さらに昆布のヌルヌルに含まれる成分で、多糖類のひとつであるフコダインは、胃の炎症や潰瘍の予防・修復をする働きや、肝機能の向上、がん細胞を死滅させる効果があり、がんの発生・進行を抑える作用があります。
●あゆ(鮎)
あゆは全体的に栄養価の高い魚で、ビタミンA、B群、C、E、カルシウム、カリウム、鉄などを含みます。特に内臓にはビタミンA、ビタミンB12、ビタミンE、鉄が多く含まれます。ビタミンAは目の健康や免疫力強化、感染症の予防効果などが期待できます。ビタミンB12は、神経細胞内の核酸の合成に関わり、精神を安定させる作用があります。また、ビタミンEは若返りビタミンとも呼ばれ、強い抗酸化作用があります。焼いて内臓ごと食べるとビタミンとミネラルをたっぷり取ることができます。
「健康管理士一般指導員」メルマガ記事より
そして、旬の食材を取り入れるとともに、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム