旬の食材は、おいしく、栄養価も高く、しかも経済的です。本来の収穫時季にとれたものを食べるのは、体調を整えるためにも大切なことです。「旬」の食材を取り入れて健康づくりにも役立てましょう。
●玉ねぎ
玉ねぎは野菜の中で最も糖質が多く、疲労回復に役立ちます。また、辛みと刺激の正体である硫化アリルという成分が豊富に含まれていますが、硫化アリルには動脈硬化の原因となるコレステロールの代謝を促進する作用があります。さらに硫化アリルには、ビタミンB1と結合してアリチアミンとなることで体内にビタミンB1を長く留め、ビタミンB1の吸収を促進する働きがあります。ビタミンB1を多く含む豚肉と一緒に調理すれば、高い疲労回復効果が期待できます。
●みつば
みつばには、ビタミンCやカロテン、カルシウム、鉄分などが豊富に含まれ、貧血予防や風邪、肌荒れ、生活習慣病の予防に効果があります。特に春に収穫された「根みつば」は、年中出まわっている「切りみつば」よりも栄養価が高く香りも強いのが特徴です。また、みつばにはミツバエンやクリプトテーネンなど特有の香り成分が含まれ、食欲増進、消化促進に高い効果があります。香り成分には神経を静める働きもあり、イライラを解消する効果も期待できます。
●ニシン
別名「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれる春が旬の魚です。ビタミンB12、ビタミンD、カルシウム、鉄分、DHA、EPAなどの栄養素が豊富に含まれています。DHAは脳細胞を活性化させ、記憶力や学習能力の向上に期待ができます。ニシンは、天ぷら、塩焼き、味噌煮、バター焼きと様々な調理法がありますが、鮮度の落ちやすい魚なので、生食には向いていません。数の子は、ニシンの卵を海水で血抜きをして、水洗いをしてから塩漬けにしたものです。
「健康管理士一般指導員」メルマガ記事より
そして、旬の食材を積極的に取り入れるとともに、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム