毎年この時期に多くの方を悩ませるのが「花粉症」ですが、今や日本人の約4人に1人が花粉症といわれています。不快な症状を少しでも楽に乗り切るために早めの花粉症対策を行いましょう。
■花粉症とは
花粉症はスギやヒノキなどの花粉が原因で引き起こされるアレルギー疾患の総称です。体内に侵入した花粉を敵と認めて反応してしまうことで様々な症状が起こります。
症状は人によって異なりますが、主な症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどです。また、鼻づまりから頭痛が起きたり、鼻や喉の炎症から微熱が出たり倦怠感を感じることもあります。
症状の程度は花粉の飛散数によっても変わります。花粉の飛散数は前年の気温や日照時間などによって毎年異なるので、事前にチェックするようにしましょう。今年の飛散数は、前年に比べてやや多くなるとの見込みです。
<症状の特徴>
・くしゃみが立て続けに何回も出る
・透明でサラサラとした鼻水が出る
・両方の鼻がつまり、鼻で息ができないこともある
・目がとてもかゆく、涙が出ることもある
■花粉を寄せ付けないためのポイント
●花粉症用マスクやメガネを着用しましょう
マスクを使用することで、吸い込む花粉の量を1/3〜1/6に減らすことができます。コンタクトレンズは花粉がレンズと結膜の間で擦れるため、メガネに替えた方が良いでしょう。
●花粉の付着しやすい衣類は避けましょう
一般にウールなどの素材は花粉が付着しやすく、綿や化学繊維などは付着しにくいといわれています。
●髪はコンパクトにまとめましょう
髪をコンパクトにまとめ、できるだけ花粉がつかないようにしましょう。
●花粉を室内に持ち込まないようにしましょう
家に入る前は玄関先で、衣服や髪、持ち物についた花粉を払い落としましょう。
●換気を上手に行いましょう
部屋の換気を行う際には、花粉が多く飛ぶ11時から14時頃を避け、窓の幅を10cm程度にし、レースのカーテンを使用するしましょう。また、室内の花粉を取り除くには、空気清浄機が効果的です。
●うがいを習慣づけましょう
こまめにうがいを行うことで、体内に侵入する花粉を洗い流すことができます。
●飛散量の多いときは外出を控えましょう
花粉は日々の天気によっても飛散量が変化します。以下のような日には花粉が多く飛ぶので、注意しましょう。
・雨上がりの翌日 ・晴れて気温が高い日
・空気が乾燥する日 ・風が強い日
■症状をやわらげる生活習慣
●栄養バランスの良い食事をとる
アレルギーに負けない体をつくるには、栄養バランスの良い食事をとるように心がけるのが一番大切です。肉中心の高たんぱく質な食事は、アレルギー反応を悪化させるといわれているので注意しましょう。また、乳酸菌は花粉症の症状緩和に効果があるともいわれています。
●疲労をためない
疲労は自律神経を過敏にし、アレルギー反応を起こしやすくします。睡眠を十分にとり、ストレスを溜めないようにしましょう。
●適度な運動を行う
運動不足は免疫のバランスを崩す原因となるため、ジムやプールなど屋内での運動を取り入れましょう。
●アルコールを控える
お酒は血管を拡張させて鼻づまりや目の充血などの症状を起こりやすくするため、飲みすぎには注意しましょう。
●禁煙する
タバコの煙は鼻の粘膜を直接刺激し、鼻づまりを悪化させる原因になります。受動喫煙にも気をつけましょう。
「健康管理士一般指導員」メルマガ記事より
そして、早めの花粉症対策をするとともに、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
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