もともとジャガイモは糖質が高く、糖尿病の心配のある人は食べる量を控えた方がよいとされていましたが、改めて食べ過ぎがよくないことが医科学的に確認されました。
■ジャガイモを多く食べる人ほど清涼飲料水を飲む量も増える
研究では、米国の医療従事者計11万1442人の健康データを対象に、ジャガイモの摂取量と糖尿病の発症率の関連を調べました。対象者は全員、糖尿病にかかっていなかった人ですが、追跡期間中に1万5362人が糖尿病を発症しました。その結果、次のことがわかりました。
(1)食べる頻度が週に2〜4回の人は、週に1回未満の人に比べ、糖尿病の発症リスクが7%高くなる。
(2)毎日食べる人は、週に1回未満の人に比べ、33%も高くなる。
(3)料理方法では、油で揚げるフライドポテトのリスクが一番高い。
(4)食べる量の多い人ほど、清涼飲料水を飲む量も多くなり、全体の摂取カロリーが増える。
(5)週3回を全粒穀物(玄米や全粒粉パンなど)に置き替えると、糖尿病リスクが12%下がる。
■チョコやドーナッツより血糖値を上げる?
ジャガイモは糖尿病患者では控えたい食品の1つとされてきました。たとえば、筑波メディカルセンター病院の糖尿病対策のサイトによりますと、「でんぷん質の多い食品を摂り過ぎないように」としてイモ類(ジャガイモ、サトイモ、サツマイモなど)を筆頭にあげています。
ジャガイモは糖質が多いだけでなく、GI値(グリセミック・インデックス)が非常に高いとのこと。GI値とは、食べた後に血糖値を上昇させるスピードを食品ごとに数値で表したものです。数値が高いほど血糖値が上がりやすくなります。ジャガイモのGI値は95で、ヤマイモ75、サツマイモ55に比べイモ類ではトップ。どら焼きの95と同じで、チョコレート91、ドーナッツ86より高いのです。
糖尿病や糖尿病予備群の人は、GI値60以下が勧められていますので、くれぐれも食べ過ぎないようにしましょう。
「livedoorニュース」より
そして、ジャガイモの食べ過ぎに注意するとともに、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
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