糖尿病は加齢のほか日常の生活習慣が誘因となって発病するのですが、糖尿病の方々の習慣には、特徴的な共通点があります。それは「早食い」です。
■早食いが何故良くないのか
早食いが、糖尿病のきわめて大切なキーワードであることは、意外にも理解されていません。私たちが「おなかいっぱいになった」と感じるのは、食事をして糖質が小腸から吸収され、ブドウ糖が血液中に増え、それを脳にある満腹中枢が感知するから。通常、満腹中枢が刺激されて満腹感を感じるのは、食事を開始してから20分後なのです。
ところが、早食いの人はまたたく間に食べてしまうために、満腹信号が発せられる前に大量に食べ物を胃袋に取り込んでしまい、食べ過ぎになりがちです。
■早食いを改めるには
糖尿病の予防や治療のためには、早食いを改めることが重要になります。「一口食べたら31回かみましょう。一般的には、30回かむようにといわれますが、「とどめの1回」までしっかりかむように、31回を推奨します。かむことなんか簡単だと思われるのでしょうが、実際はなかなか実行できないのです。糖尿病を改善する一番の得策にもかかわらずです。
よくかんで食べると、食べ物が細かく砕かれ、唾液の分泌も高まり、食べ物によく混ざりますから、消化吸収がよくなり、満腹感を感じるのも早くなります。
箸置きを用意して、口に食べ物を入れたら、箸をおいて、かんでいる間は箸を取りません。箸を手に持ったままですと、つい食べ物に箸を伸ばしてしまい、早食いになるのですが、それを防ぐことができます。箸置きは、ご自分でお好みのものを購入することもコツかもしれません。毎食眺めながらの食事もおつなものです。
よくかめば、食べ物の味わいもよくなってきます。かむ回数ばかり気にするとストレスになりますが、かむことにより食材のもつうま味を感じながら、食事を楽しみたいものです。
「livedoorニュース」より
そして、早食いを改めて糖尿病を予防するとともに、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
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