湿度が高いと体内の水分代謝が悪くなり、むくみや血行不良になり、肩がこったり頭痛が起こりやすくなります。そこで今回は、梅雨の時期の偏頭痛を和らげる食品についてご紹介いたします。
■1:かぼちゃ(ビタミンE)
緑黄色野菜でもあるかぼちゃにはビタミンEが豊富に含まれています。このビタミンEは、女性ホルモンである“エストロゲン”の分泌を促進します。エストロゲンはホルモンバランスを整える働きがあるので、更年期障害が原因の偏頭痛改善に効果が期待できます。
また、肩こりや首こりが酷くて偏頭痛を起こしている人にも、血行促進となるビタミンEがオススメです。
他にも、これからどんどんと美味しくなる旬の鮎や、いくら・ハマチ・モロヘイヤ・しそ・ナッツ類などにもビタミンEが含まれていますので、意識的に摂りたいですね。
■2:アボカド(カリウム)
多くの女性が大好きなアボカド。良質な脂質がメインですが、実は偏頭痛予防に役立つ栄養分もたくさん!
偏頭痛は、血管が拡張して周りの神経を圧迫したり、刺激したりすることによって起こります。アボカドに多く含まれるカリウムは、塩分排泄を促し、血圧を安定させて、血管の動きを正常にするようにサポートします。
他にもカリウムは納豆をはじめ、ほうれん草や枝豆などにも多く含まれています。パセリやシソにも多いので、夏はそうめんの薬味としてたっぷり使ったり、ビールのおつまみに枝豆を食べたり、積極的に摂るようにしたいですね。
■3:しらす(マグネシウム)
ホカホカのご飯にのせたり、大根おろしと混ぜたり、食事の引き立て役として美味しいしらすも、偏頭痛予防にオススメの食品。
しらすに多く含まれているマグネシウムは、神経の安定を促し偏頭痛を緩和する働きがあると、多くの研究で認められています。
大豆製品や海藻類・貝類に多いマグネシウムは、この時期旬である桜エビや、あさり・しじみ・わかめ・みそにも多く含まれています。あさりのみそ汁はマグネシウムたっぷり! 日頃から和食を食べていると比較的多くのマグネシウムが摂れるので、意識して和食を選ぶようにするといいですね。
ちなみに偏頭痛は赤ワイン・チーズ・チョコレート・バターなど、“チラミン”が多いものを食べると悪化することがありますので、これらは避けるようにしましょう。
「Peachy」より
そして、梅雨の偏頭痛を予防するとともに、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム