空腹でないのにお腹がすくニセ食欲は、“お疲れ脳”のせい?!空腹とは関係なくお腹がすいたり、口さびしいのは自律神経やホルモンバランスの乱れが影響。撃退法を紹介します。
■食事の時間や量に関係なくお腹がすくのはなぜ?
旬の果物に脂ののった魚、新米など、ただでさえ食欲をそそる食材が店頭や食卓に並ぶ“食欲の秋”の到来です。ただ、お腹いっぱい食べても、食事時間でなくても、「やたらお腹がすいて、たくさん食べてしまう」「口さびしくて、つい間食してしまう」というのは正常な食欲ではありません。年齢とともに代謝が下がっていく中、こうした食欲にまかせて食べていては、あっという間に体重が増加。生活習慣病の原因にもなります。特にアラフォー以降に再び“食べ盛り”を迎える人が多いよう。なぜでしょうか。
このナゾの食欲の原因は、自律神経の乱れとホルモンバランスの乱れにあります。「空腹だから食べなさい」と指令を出す“摂食中枢”と、「満腹だから食べるのをやめなさい」と指令を出す“満腹中枢”を管理して、食欲をコントロールするのは脳の視床下部です。この視床下部は、自律神経の働きを調節し、ホルモン分泌をつかさどるところ。自律神経やホルモンバランスが乱れている時は、視床下部がオーバーワークになり、食欲コントロールがおろそかに。その結果、本当は空腹ではないのにお腹がすくという“ニセ食欲”が発生するのです。
■食べ方で、ニセ食欲は撃退できる
ニセ食欲を撃退するには、食欲に影響を及ぼすホルモンバランスを整え、満腹中枢をしっかり刺激することが大切です。それには、食べ方に注意するのがコツ。ゆっくり食べたり、血糖値の上昇を抑える食べ方を取り入れましょう。それだけでも、かなり効果的です。
具体的には、
「野菜から食べること」
「よく噛むこと」
「スパイシーなものはひかえめにする」
この3つのポイントを心掛けること。野菜から食べると、豊富な食物繊維が糖の吸収を抑え、血糖値の急上昇を防ぐことでホルモンバランスを整えてくれます。また、満腹ホルモンのレプチンが満腹中枢を刺激するには、食べ始めてから約20分かかるため、早食いは禁物。食べ物を口に入れたらよく噛んで、レプチンが効いてくるのを待ちましょう。また、日常的にスパイシーなものをたくさん食べると、空腹ホルモンが分泌されやすくなるので控えめにしましょう。
そして、心掛けたいのが規則正しい生活です。ホルモンバランスは、規則正しい生活、十分な睡眠、運動習慣によっても整えることができます。ニセの食欲撃退のためにも、できるだけ人間本来のリズムで生活するようにしましょう。
「gooヘルスケア」より
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