ダイエッターの皆さんは「緑茶」はお好きですか? ペットボトルのお茶を飲む人も多いと思います。今回は「お茶ダイエット」の効果的な飲み方についてのお話しです。
■是非習慣にしたい! お茶の話
初摘みのお茶「新茶」の季節といえば5月。立春(2月4日)から数えて88日目の日(八十八夜)に摘んだお茶は無病息災の縁起ものと言われているのですが、新茶を含めたこの「煎茶」は更にダイエットのプラス効果が期待できるんですよ。何よりも良いのは、お茶を飲むことなら習慣にすることができるし、無理や我慢もしなくてOKであること! 毎日の生活に取り入れやすいですよね。
冬の間にお茶の樹がたっぷり蓄えたエネルギーにあやかりながら、お茶の効能をご紹介したいと思います。
■この成分に効果アリ!
お茶の中のどんな成分が、どんな働きをしてくれるのか、知りたいですよね! 早速ご説明します。
●茶カテキン
よく聞く茶カテキンは、お茶に入っている成分で、ポリフェノールの一種です。ポリフェノールは、ワインやチョコレート、野菜や果物にも含まれていて、えぐ味や渋みなどを感じることもあります。
この茶カテキンには、脂肪を燃やしてくれる働きがあることが近年わかってきています。特に、毎日継続して摂ることや、運動を合わせると、よりその効果が高まると言われています。
茶葉を使って急須で淹れたお茶は、1杯あたりの茶カテキンの量が80mg程度(茶碗120mlあたり)のようです。研究結果を見ると、茶碗1日4〜5杯分程度の量(茶カテキンに換算して400mg〜588mgと研究により異なる)を継続的に飲んだ時に、1ヵ月1kgほどの体重減少の効果が現れていることも実証されています。更に、肥満度の高い人ほどそれが顕著に出るのだそうですよ!
●カフェイン
お茶に含まれるカフェインは、褐色脂肪細胞に働きかけて体温を上げ、体脂肪の分解を促進すると言われています。カフェインは、ぬるいお湯よりも熱いお湯でお茶を淹れた時に多く出てくるようなので、熱い煎茶を飲むのも良いですね。
【参考資料】
・花王株式会社 高濃度茶カテキンの研究情報資料
・株式会社伊藤園 お茶百科
■飲むならこのタイミング!
脂肪燃焼に効果があり、2週間程度続けて飲めば体重も減る! という茶カテキン。その効果をより高めたい場合には、飲むタイミングにもコツがあります!
●食事時間にお茶を飲む
お茶でダイエット効果を期待するのなら、食事中に一緒に飲むという飲み方が良いようです。
食後に飲むだけでも効果はあるようなので、食べ終わったらお茶を淹れて飲むというのを習慣づけるのも良いですね。食後にひと区切りすることで、だらだらと食べるのを防ぎますし、一石二鳥です!
●水出し煎茶のススメ
これから暑くなる季節には、食事中や食後に冷たい緑茶も良いですよね。好みの分量の茶葉を入れて冷蔵庫でゆっくりと冷やしても良いし、市販の水出し緑茶用のティーバッグを使うのも手軽で良いと思います。普通の茶葉よりも短時間で出やすく、茶葉の片付けも楽なのが良いですね。
●ペットボトルのお茶にひと工夫
知人の茶園のご主人は、常に飲んでいるペットボトルのお茶の中にも水出し緑茶のティーバックを入れていました。その方は味が薄いからというのが理由だったのですが、ダイエットが気になる人には、是非参考にしていただきたいアイデアなんですよ。
市販のペットボトル茶の中に、更に緑茶のティーバックを1個ポンと入れて持ち歩くだけ! 徐々にお茶の成分が滲出してくるので、茶カテキンの濃さも倍増して、ダイエット効果もアップしますよ。
ダイエットにとって大切なのは続けられる方法を選ぶこと。お茶なら毎日飲むこともできそうですよね。あなたもチャレンジしてはいかがでしょうか!
「Peachy」より
そして、お茶を積極的に取り入れるとともに、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム