「かぜのときに風呂に入ってはいけない」「ひき始めに薬を飲めば早く治る」など、かぜ対策に関する噂はたくさんあります。そこで、内科医に、かぜ対策の噂が正しいのかどうか聞いてみました。
■「かぜのときはお風呂に入ってはいけない」は本当か
青木先生の回答:「誤りです」
「かぜのときにお風呂に入ってはいけない理由は何ひとつありません。欧米の医師は、『Take a bath, Take an aspirin.(かぜの時は、お風呂に入り、アスピリンを内服しましょう)』と、患者指導をします。
かぜのときに体温が上昇するのは、感染しているウイルスや細菌を殺傷するためです。この意味でも、お風呂に入り体を温めることは、ウイルスや細菌を殺傷するためにもよいことです。
しかし、お風呂に入ることは疲れるので、無理は禁物です。入浴したいと思ったときに、入浴しましょう」
■熱が出たとき、頭を冷やすのは間違いというのは本当か
青木先生の回答:「どちらとも言えません」
「ウイルスや細菌を殺傷するためには、体を温めたほうが良いのですが、体が熱すぎると、心地よく休めません。冷やしたいという欲求があれば、頭を冷やすといいでしょう。無理に冷やす必要はありません」
■かぜのひきはじめに薬を飲んでも意味がないは本当か
青木先生の回答:「本当です」
「かぜの原因は、ライノウイスルやアデノウイルスといったウイルス感染症ですが、これらウイルスを殺す薬は存在しません。
かぜ薬=解熱鎮痛剤+抗ヒスタミン薬+咳止め+去痰薬 といった、合剤です。ただの対症療法にすぎません」
■食塩水で鼻うがいはやっても大丈夫なのか
青木先生の回答:「これは効果的と考えます」
かぜにまつわる正しい事実が明らかになりましたね。「実は、あれってウソらしいよ」など、ちょっとした話しのネタや小話のネタに使ってみてはいかがでしょうか。
「livedoorニュース」より
そして、かぜ対策の正しい知識を持つとともに、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
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