飲める井戸水があるなど、水に関しては実に豊かな日本。特筆すべきは質には賛否両論ありますが、水道水が飲めること。世界でも水道水がそのまま飲めるのは15カ国程度しかないと言われています。
■日本は軟水の国
日本の国土は山がちで森が多く、湧水も豊富。環境省の「名水100選」があったりします。ただ飲料水としての天然水となると、ミネラルウォーターを購入することも多くなります。種類がたくさんあるだけに、選ぶのも悩ましい…。一つの基準としてはやはり生まれた地域の水が、体に合うようです。
水には大きく分けて軟水と硬水があります。軟水は口にした時、なめらかで軟らかい感じ、硬水は硬い感じがします。その違いは鉱物の入り方。日本は土地の傾斜が急なので、水にミネラルがとどまりにくいそう。だから日本の水は鉱物が少ない、軟らかい質の水になるのです。
逆に言うと、硬水は鉱物が蓄積されやすい土地から汲み取る水。だからミネラル分が豊富になるというわけ。
日本人は軟水で育ってきているので、体は軟水を受け入れやすいのです。鉱物に慣れていないので、体内にため込んでしまう可能性も。好みで選びつつも、体の調子と相談しながら選ぶのがおすすめです。
■主な水の種類
【天然水】
単独の地下水源から採水された原水のみが原料。ミネラルウォーターではない。ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーターがある。
【アルカリイオン水】
水源から採水されるアルカリイオンを含む水、もしくは制水器で作られるpH9〜10の電解水。疲労回復や胃腸の不調の改善などにいいとされる。
【バナジウム水】
天然のバナジウムを含む。含有量が多いほどよく、毎日飲むことで熱中症を予防したり、血糖値を下げるなどの効果を得られるとされる。
【海洋深層水】
太陽の光が届かない、水深200m以下の深海を流れている海水。菌の繁殖を防ぐことができ、浄化性が高い。深い場所から採取するので安全。
【水素水】
体の細胞を通りやすい浸透率の高い水素分子を多く含む。酸化した細胞の回復に役立ち、アンチエイジングや毒素排泄に向いているとされる。
【温泉水】
各地の温泉が水源。ミネラル分を多く含み、整腸作用などがある。海外では温泉に入らず飲む「鉱泉法」という温泉の用い方がある。
【炭酸水】
炭酸が含まれている水で、海外ではミネラルウォーターと言えば炭酸水。疲労回復力が高く、お腹が膨らむことからダイエット効果もあるという。
「Peachy」より
そして、自分の体に合ったミネラルウォーター選びをするとともに、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム