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有機ゲルマニウムについて

 

森林浴で免疫力もアップ!


森林浴はストレスの解消だけでなく、NK細胞の活性を高め、がん予防にも効果が。さらに一歩進んだ「森林セラピー」も体験してみては?

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森林浴によってNK細胞が活性化し、ストレスホルモンは低下
緑の豊かな森や林の中を歩いていて、何となく安らいだ気持ちになったことはありませんか。誰もが経験的にわかっていたその心地よさには、ちゃんと根拠があることが科学的に確かめられています。それに基づいて、森や林を心身を癒すために活用しようという発想が「森林浴」です。

日本医科大学の李先生らは、森林浴の効果を確かめるために次のような実験を行いました。20代から50代の健康な男女37人に、長野県下の森林において2泊3日の滞在で森林浴を体験してもらい、採血と検尿をしてナチュラルキラー(NK)細胞と呼ばれる細胞の数や活動の活発さ(活性度)、アドレナリンというホルモンの濃度の変化などを調べたのです。
 
NK細胞は免疫細胞の一種で、抗がん作用があります。アドレナリンはストレスがかかると尿中に多く分泌されるので、精神的なストレスを確かめる指標とされています。

実験の結果は実に明快でした。森林浴を始める前よりは森林浴1日目、1日目よりは2日目のほうがNK細胞の活性度は高くなり、アドレナリンの分泌量は減っていったのです。しかもNK細胞の活性度は、実験後1カ月たっても実験前より高いレベルを保っていました。このことに男女の差はありませんでした。

NK細胞の活性度は、ストレスがかかると低下することがわかっていますから、アドレナリン分泌量の減少から併せて考えると、森林浴が実験参加者たちの精神的なストレスを低下させ、NK細胞の活性度を高めた、つまり免疫力を高めたことは明らかです。このことから、森林浴のがん予防への効果も期待されています。

このような結果をもたらしたのは、樹木が発散しているフィトンチッドと呼ばれる揮発性物質であろうと考えられています。フィトンチッドは、病原菌や昆虫などからその樹木自身を守る働きがありますが、人間に対しては自律神経を安定させる効果があります。また、豊かな緑の視覚的効果や、その中でゆっくり過ごせるという精神的なゆとりも、おそらく影響したことでしょう。


特別なことをするわけではない森林浴

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前述の長野県での森林浴実験に参加した37人の人たちは、森林浴と称していったいどんなことを行ったのでしょうか。タネ明かしをすれば、それは実にシンプル。滞在1日目は2.5km、2日目は午前と午後に2.5kmずつ、それぞれ2時間かけて森林の中を貫いている遊歩道を歩いただけなのです。

つまり森林浴といっても、森林の中に分け入って特別なことをするのではなく、多くの樹木が私たちに与えてくれる有形無形の恩恵を、五感をフル稼動し、文字どおり全身で浴びるように受け止めることにほかなりません。それには歩くだけでなく、以下のような楽しみ方があってもよいでしょう。

●樹木や草花の放つ香りをかぐ
●葉にさわり樹皮をなで、気に入った大木を抱いてみる
●森林の中で聞こえるさまざまな音、例えば風に揺れるこずえのざわめき、野鳥の鳴き声、川のせせらぎなどに耳をすます

また、森林浴の後に温泉に入ると、体の疲れがとれ、さらにリラックスできるのでおすすめです。


自然に分け入る心がまえと準備も必要
ところで、森林とは大きな自然の一部です。そこには樹木だけでなくいろいろな生物も暮らしているし、地形や天候の変化に伴う多少の危険が存在します。そのため、以下のようなそれなりの心がまえと準備を整えて行きたいものです。

●注意点 山間地だと坂や足元が不安定な所が多く歩きにくい場所がある、天候が変わりやすい、標高が高いと木陰などでは気温が平地より低い、トイレが少ない
●靴 歩きやすいトレッキングシューズか、道が整備されているなら運動靴でもよい
●服装 虫刺されや小枝による引っかき傷の予防に長袖、長ズボンを着用。頭を保護するための帽子もあるとよい
●持ち物 雨具、防寒着、虫よけ・虫刺され用の薬、傷ばんそうこう、飲み物、軽食など


森林セラピーを体験できる「基地」「ロード」が全国に40カ所も

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森林の与えてくれる恩恵をより積極的に健康づくりに役立てようと、林野庁が中心になり、リラックス効果などが実証された森林を「森林セラピー基地」「森林セラピーロード」として認定しています。その数は北海道から沖縄まで、候補地も含めれば40カ所(2009年7月現在)にのぼります。

「森林セラピー基地」では歩くだけでなく、森林浴から一歩進んだセラピーとして効果が考えられるさまざまなプログラムを利用することができます。さらに休息・宿泊施設なども備え、初めての人でも安心して「森林セラピー」を楽しむことができます。

一方、都会暮らし、そのうえ、ヒマやお金がなくてなかなか本格的な森林浴に出かけられない、という人もあきらめることはありません。樹木の多い公園に出かけてみる、庭やベランダの緑を楽しむ、室内に観葉植物を置くなどでもそれなりの癒し効果が期待できます。興味深いのは、森林浴にひたっている情景を想像することで心拍数が下がって穏やかな気持ちになることもあるそうです。

夏休みには、「森林浴」をキーワードにしたレジャーの計画はいかがですか?

 

       毎日の健康に有機ゲルマニウム

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日時:2009年08月06日 15:19