日本を含む東アジアは、過去をさかのぼって見ても、欧米の、特に白人と比べれば少ない傾向にあります。しかし国内の乳がん患者および乳がんによる死亡者は、年々右肩上がりに増加しています。
■女性ホルモンと深く関係
乳がんは、女性だけの病気というイメージが強いですが、実際には、男性にも乳腺はあるので、まれにではありますが、男性も乳がんにかかることがあります。しかし、女性ホルモンと深い関係があるため、やはり女性での発症が圧倒的に多いのです。乳がんになりやすい条件のいくつかも、女性ホルモンとの関係で説明することができます。
■乳がんになりやすい条件
* 初経年齢が早い
* 閉経年齢が遅い
* 出産したことがない
* 最初の出産年齢が遅い
* 授乳したことがない
* 閉経後に肥満になる
女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」は、初潮とともに女性の体に分泌されるようになり、以後閉経までの間、月経のたびにエストロゲンを中心としたホルモン周期が始まります。しかし、何らかの原因でホルモンのバランスが崩れてエストロゲンが過剰になると、乳腺の上皮細胞が異常に増殖し、乳がんの発生を促してしまうのです。
つまり、月経がある期間が長ければ長いほど、女性ホルモンが作用している期間が長くなるため、リスクが大きくなるといえるのです。
そのほかに、お酒を習慣的に飲む人や、母親や姉妹、娘など、家族が乳がんの患者である人も、発症する可能性が高いといわれています。
■乳がん検診で早期発見を
乳がんは、まだあまり進行していない段階で治療すれば、高い確率で死亡を防ぐことができます。日本では、早期発見のための取り組みとして、「がん検診無料クーポン」や、がんについてやさしく解説した「検診手帳」が、一定年齢の女性に配布されています。配布される内容は各自治体によって異なるので、乳がん対策の第一歩として、まずは自分が暮らす自治体のがん検診担当窓口に問い合わせてみると良いでしょう。
「healthクリック」記事より
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