有機ゲルマニウム『ゲルマ100』多くのお客様に選ばれております

有機ゲルマニウムの専門店ガウス

 

有機ゲルマニウムについて

 

夏の汗疹(あせも)対策


女性 健康img-9.gif

梅雨が終われば本格的な夏の到来ですが、汗を多くかく夏に発症しやすいのが、かゆみを伴う小さいブツブツができる「あせも」です。今回は夏場における「あせも」対策についてです。

 


汗疹の原因

汗疹ができるのは、大量に汗をかいたときに、汗や汚れが皮膚の中にたまってしまうことが原因です。汗を分泌する汗腺があるのは皮膚の真皮の奥深くです。そこから汗菅という汗の通路が伸び、体の表面にある汗孔(かんこう)と呼ばれる出口に通じています。たまった汗は、皮膚の下にある汗菅の周りの組織に漏れ出し、水ぶくれが生じたり、炎症を起こして、かゆみを伴う赤いブツブツができたりします。

普段の生活で自然に出る汗で汗疹ができることはありませんが、夏の高温多湿の環境で長時間汗をかき続けたり、激しい運動をして短時間のうちに大量の汗をかいたりしたときにできやすくなります。

また、最近の研究では汗をかいたまま放っておくと、誰の皮膚にも常在する表皮ブドウ球菌が繁殖し、それが原因で汗疹ができやすくなるということもわかってきました。
 


汗疹の症状

女性 髪.jpg

汗疹は、小さく盛り上がった湿疹が体に多く現れますが、色や形などから3種類に分けられます。

●水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)
皮膚の浅い部分に汗がたまる状態です。直径1〜3mm程度の小さな水泡(白いブツブツ)が多発します。かゆみや痛みなどの自覚症状はなく、2〜3日で自然に治ります。

●紅色汗疹(こうしょくかんしん)
角質より深い部分で汗がたまる状態です。赤い湿疹(赤いブツブツ)が多発し、かゆみやチクチクした軽い痛みを伴っていることがあります。一般に「あせも」というのはこの型を指します。

●深在性汗疹(しんざいせいかんしん)
皮膚の深い部分で汗を出す管が壊れてしまう状態です。青白く平べったい湿疹が多発します。熱帯地方や高温の環境で長時間作業に従事している人のように、繰り返し高温にさらされると現れます。

※深在性汗疹は熱帯地方に多いので、日本では多くが水晶様汗疹か紅色汗疹です。

 
<汗疹ができやすい場所>
頭の後ろ、首、脇、膝や肘の曲がる部分、背中、お尻などの汗をかきやすく乾きにくい部分です。子どもに多く見られるのは、子どもは汗をかきやすく、皮膚が弱いためです。アトピー性皮膚炎が出やすい場所でもありますので、アトピー性皮膚炎と区別がつきにくいことがあります。


<悪化すると・・・>
一般的にみられる紅色汗疹は、かゆみが強く無意識にかきむしってしまいがちです。かき傷が化膿して悪化してしまう場合もあります。悪化すると汗孔周囲炎や多発性感染膿瘍になってしまうこともあるので注意が必要です。

●汗孔周囲炎(かんこうしゅういえん)
汗疹をかきむしったりして、汗孔に黄色ブドウ球菌が感染し、皮膚の浅い部分に膿疱(のうほう:水疱の中に膿がたまったもの)が生じたものです。

●多発性感染膿瘍(たはつせいかんせんのうよう)
黄色ブドウ球菌が真皮深層で増殖し、膿(うみ)がたまって大きなおできになったものです。頭や顔にできやすく、強い痛みや熱を伴うこともあります。ひどくなると切開して膿を出さなければならなくなり、放っておくとその部分だけ髪の毛が生えなくなったり跡が残ったりすることもあります。
 


汗疹の治療

軽いものは特別な治療を行わなくても皮膚を清潔に保つだけで自然治癒します。かゆみや赤みが強いとき、腫れがあるときは細菌感染が加わっている可能性があるので、皮膚科医の診察を受ける必要があります。一般に軽いステロイド外用薬を使用すれば良くなります。かゆみが強い場合は、抗ヒスタミン剤などのかゆみ止めを内服することもあります。悪化して化膿している場合は、抗菌薬を内服し、抗生剤の軟膏を塗ります。

夏は高温多湿な日々が続くため、汗疹が繰り返しできてしまうことも珍しくありません。そのため、何といっても大事なのは予防です。
 


汗疹予防のポイント

洗髪.jpg

汗をかくことは体温調節をしたり、老廃物を体の外に出したりと体にとっては大切なことです。問題は、汗をかいた後のスキンケアです。汗をかいたまま放置すると、皮膚の表面にアカや汚れがたまり、汗疹ができやすくなってしまいます。汗疹を予防するためには、下記の点に注意しましょう。


・汗をかいたら、できるだけ清潔なハンカチやタオルで拭き取る
・帰宅したら、早めにシャワーを浴びて汗を流す(可能であればこまめにシャワーを浴びる)
・こまめに着替えるようにする(乳児はおむつもこまめに交換する)
・衣類は通気性の高い木綿や速乾機能のある素材を選ぶ
・かきむしって悪化させないように、ツメは短く切っておく
・エアコンや除湿機を有効に利用して、適度な温度と湿度に調節する


汗のかきすぎは皮膚のトラブルにつながることがありますが、汗は生命維持のために必要不可欠のものです。汗疹は一過性のものですし、肌を清潔にして予防することで十分対応できますので、日頃からのスキンケアに心がけ、快適な夏を過ごしましょう。
 


「健康管理士一般指導員」メルマガ記事より


そして、毎日をいきいきと健やかに過ごすための「家庭での健康パートナー」として、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。

 

 
 

       毎日の健康に有機ゲルマニウム

Germa100-a.jpg

 
 

日時:2012年07月09日 19:28