異常気象のせいで不安定な天候が続いていますね。このような時期は特に体調をくずしやすいため、くれぐれも気をつけましょう。では旬の行事食です。
■十五夜・中秋の名月(9/8)
旧暦の8月15日を「十五夜」「中秋の名月」といいます。現在の新暦では9月中旬になります。(2014年は9月8日)
「中秋の名月」とは、「秋の真ん中に出る満月」の意味で、満月に見立てた月見団子や魔よけの力があるといわれるススキの穂などを月に供えて、収穫を感謝する初穂祭としての意味合いがありました。この時期収穫されたばかりの里芋を供えることから、芋名月(いもめいげつ)という地方もあります。
《月見団子》
穀物の収穫に感謝し、米を粉にして丸めて作ったのが月見団子のはじまりです。並べる団子の数や並べ方は地域によって異なりますが、十五夜にちなんで15個の団子を下から9個、4個、2個と積み重ねるのが一般的です。
■重陽の節句(ちょうようのせっく)(9/9)
9月9日は重陽の節句と呼ばれ、五節句のひとつです。古来より、奇数は縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数と考え、その奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まりです。中でも一番大きな陽数(9)が重なる9月9日を、陽が重なると書いて「重陽の節句」と定め、不老長寿や繁栄を願う行事をしてきました。
菊を用いて不老長寿を願うことから「菊の節句」ともいわれ、菊の鑑賞だけでなく、菊の香りを移した菊酒を飲んだり、食用菊を食べたりして邪気を払い、長命を願います。
《食用菊》
食材として栽培された食用菊は、菊の花のおひたし、お吸い物、サラダなどが人気です。お刺身の盛りつけでお馴染みの黄色い菊は、見た目の美しさだけでなく、優れた抗菌作用で食中毒を防ぐ役割もあります。
「健康管理士一般指導員」メルマガ記事より
そして、旬の行事食を楽しむとともに、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム