旬の食材は、おいしく、栄養価も高く、しかも経済的です。本来の収穫時季にとれたものを食べるのは、体調を整えるためにも大切なことです。「旬」の食材を取り入れて健康づくりにも役立てましょう。
●枝豆
枝豆は大豆の未熟豆のことを指し、豆と野菜の両方の栄養的特徴を持った緑黄色野菜です。タンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、カリウム、鉄分、食物繊維などが豊富に含まれています。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変え、新陳代謝を促します。
また、枝豆のタンパク質に含まれるメチオニンはビタミンB1、ビタミンCとともにアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けてくれるため、お酒を飲む際のおつまみとしておすすめです。
●トマト
トマトは、ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど健康によい野菜です。トマトの赤い色はリコピンという色素によるもので、リコピンには強力な抗酸化作用があり、老化を防ぐ作用や、肌や皮膚を若々しく保つ美容作用、がん予防など多くの働きが注目を集めています。
またトマトには、風邪の予防に効果的なビタミンC、脂肪の代謝を円滑にするビタミンB6、高血圧予防に役立つカリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。さらに、水溶性食物繊維のペクチンが含まれ、便秘を改善するほか、老廃物や有害物質を排出する働きを促進します。
●カツオ(鰹)
カツオには、初夏に食卓を賑わす「初鰹」と、秋には北太平洋で豊富な餌を取り、南下してくる「戻り鰹」の二度の旬があります。カツオは、良質のタンパク源であり、特に血合いにはビタミンB1や、ビタミンB6、B12、ナイアシンなどのB群、鉄分などのミネラル類を多く含んでいます。ビタミンB群は、糖質や脂質、タンパク質をエネルギーに変えるためには欠かせない栄養素です。
カツオのたたきなどによく使われるタマネギやニンニクには硫化アリルが含まれ、ビタミンB1の吸収を促すため、栄養面でも良いとりあわせです。また、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸、コレステロールを減らし肝機能を高めるタウリンも豊富に含まれています。
「健康管理士一般指導員」メルマガ記事より
そして、旬の食材を積極的に取り入れるとともに、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム