“サイレントキラー”という言葉をご存じですか? 日本語にすれば“沈黙の殺し屋”といった感じでしょうか。これは生活習慣病を指す言葉で、代表的な病気として高血圧が挙げられます。
■放置すると健康トラブルに
高血圧は最初、頭痛や耳鳴り、肩こり、手足のしびれ、動悸、脈の乱れなど比較的軽い症状でスタートします。しかし放置していると、脳や心臓、腎臓、目の血管などに極めて重大なトラブルを与える病気。
気づかぬうちに血管にダメージを与え、ある日突然脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こし、命を奪っていきかねないのですね。
そこで今回は『WooRis』が全国に住む男女500人に対して、「あなたは高血圧ですか?」と質問。その問いに「はい」と答えた92人(18.4%)に、「思えば高血圧の原因になったと後悔する日々の行動は?」と尋ねてみました。
■第5位:「喫煙」「睡眠不足」(各18.5%)
第5位は「喫煙」と「睡眠不足」(各18.5%)でした。
家庭の医学事典『ウィメンズ・メディカ』(小学館)にも、喫煙をすると全身の毛細血管が縮んで血流が悪くなると書かれています。
血の流れが悪くなれば、ポンプ機能を果たす心臓は圧力をかけて血を流そうとします。その結果、血圧が上がってしまうのです。
一方で慢性的な睡眠不足も、高血圧の因子だと知られています。一般的に人が活動する時間は血圧の高い状態が続きます。ずっと起きている時間が続くと血圧が高いまま維持されてしまいます。
喫煙と睡眠不足が両方ある場合は、かなり心配かもしれませんね。
■第4位:「肥満の放置」(21.7%)
第4位は「肥満の放置」(21.7%)。
太っていると全身に血を送る作業に大きな力が必要になります。血液を送り出すたびに心臓に負担がかかり、そのうち血圧が上昇してしまうのだとか。
肥満は高血圧症の代表的な引き金の1つ。高血圧以外にもさまざまな病気の原因にもなります。例えば心筋梗塞など致命的な病気を引き起こしかねません。
うっすらと汗をかく程度の運動を毎日行い、増えすぎた体重を絞りたいですね。
■第3位:「ストレスの放置」(29.3%)
第3位は「ストレスの放置」(29.3%)。
ストレスにより交感神経が活発になると、心臓の脈が速くなり、血管が縮むなどの働きが知られています。
ストレスが慢性化すれば、血圧を調整する働きが狂い始めて、いつの間にか高血圧にもなりかねないのだとか。適度な運動や趣味を上手に取り入れて、小まめなストレス解消を心がけたいですね。
■第2位:「塩分のとりすぎ」(32.6%)
第2位は「塩分のとりすぎ」(32.6%)でした。高血圧というと、塩分のとりすぎが真っ先に思い浮かびますよね。
塩分をとりすぎると、血の濃度を保とうと血管の中に水分が取り込まれます。結果として血液量が増えて、血管の圧力が高まってしまうのです。
目標値に若干のばらつきはありますが、例えば上述の『ウィメンズ・メディカ』には、1日7gを塩分摂取の目標にするべきと書かれています。
みそ汁1杯が2g、ラーメン1杯には6g程度の食塩が使われていると考えれば、なかなか厳しい数値かもしれません。
日本人の伝統的な食生活は、放っておくと塩分を多くとりやすいという特徴があります。十分に注意したいですね。
■第1位:「運動不足」(37.0%)
第1位は「運動不足」(37.0%)でした。運動不足は肥満、ストレスの原因にもなり、結果として高血圧症を招いてしまうのです。
運動をすると一時的に血圧は高くなりますが、長期的に見ると高血圧の予防になると知られています。
なかなかまとまって運動をする時間は確保できないかもしれませんが、買い物を徒歩で済ませるだとか、エレベーターを使わずに階段を使う、身体を動かす家事をさぼらないなど、さまざまなチャンスを生かして、運動量を確保したいですね。
ちなみに第7位は深酒(15.2%)、第8位は野菜の不足(13.0%)などが挙げられていました。ご主人のみならず、女性の皆さんも40歳を過ぎたら特に注意したいですね。
「livedoorニュース」より
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