有機ゲルマニウム『ゲルマ100』多くのお客様に選ばれております

有機ゲルマニウムの専門店ガウス

 

有機ゲルマニウムについて

 

すい臓がんは何故こわい?


すい臓がんは見つかりにくく治りにくいがんといわれています。これだけがん検診の普及や検査法が進歩しているのに、何故なんでしょうか?

診察.jpg


 
見つかりにくいすい臓がん
近年、がん検診の普及や検査法の進歩によって、多くのがんの早期発見が可能になってきました。しかし、残念ながら、まだ早期発見が難しいがんがあることも事実です。患者数も多く、見つかりづらいがんの代表がすい臓がんです。また、治療成績が他のがんに比べて良くないことも特徴です。

見つかりづらく、治療成績が良くないことの理由は、すい臓が周囲を胃や腸、肝臓や胆嚢にかこまれた体の中心部近くにあることとともに、初期にほとんど特徴的な症状がないことが上げられます。

しかし、患者さんの訴えで多いのは、何となく胃のあたりがすっきりしない、背中の方が重たい感じがする、食欲がない、便通が不安定といったものです。こういった症状のほとんどは心配ないものですが、もし、症状が長引いている場合や、徐々に強くなっているような場合には、一度、内科の先生にご相談になることをお勧めします。


すい臓がんが進行すると…
すい臓がんの進行に伴って見られる症状には、局所の進展によるものと、他の臓器への転移によるものに分けることができます。

1)局所の進展による症状
すい臓がんができる部位によって、症状の出方は異なります。すい頭部と呼ばれるすい臓のうち十二指腸よりの部分にできた場合には、腫瘍の増大に伴って、胆汁の流れが障害されるようになり、黄疸が出現することがあります。

また、周辺のリンパ節が腫れることも重なって、消化管の通過障害が出現し、食べたものを嘔吐してしまうといった症状も出てきます。
さらに、後腹膜と呼ばれる背中側の神経叢に浸潤していくと、強く持続的な痛みが出てくることがあります。

すい臓からは、インスリンという血糖を下げるホルモンが分泌されていますが、すい臓がんによって血糖値が上昇したり、糖尿病が悪化したりすることがあります。

2)他臓器への転移による症状
すい臓がんも、他のがんと同様に、骨や肺、脳への転移が認められますが、血流の関係もあり、肝臓への転移が多く見られます。肝臓への転移によっても、黄疸が見られることがあります。

また、がんに共通のことですが、特に要因なく体重が減少したり、帯状疱疹(ヘルペス)を発症する場合には、何らかの悪性疾患の存在も疑われますので、万一、このような兆候が出た場合には医療機関を受診するようにしてください。

治癒率をあげるためには、早期発見・早期治療が大切です。早期発見のためには、初期症状に注意すると共に、やはり、年に1回の定期的な健康診断を受けられることをおすすめします。

 

日時:2009年04月10日 13:15