「朝は起きるのがやっとで食欲もない。朝食なんてとても…」という人が多いのでは?でも「朝食抜き」は太りやすくなります!また、集中力が低下して仕事にも影響が…。
■一人暮らしの20代男性は65%が朝食を食べていない
厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、朝食を食べない人は年々増えており、その割合は男女とも20代で最も高く、男性で30%以上、女性で20%以上にもなります。一人暮らしの20代に限った場合、男性でなんと60%以上、女性で約30%が朝食を食べていないことがわかっています。
しかし朝食は、1日の生活のリズムをつくり出す大切な食事。朝食を食べて胃腸が働き出すと、今日1日の活動が始まったことを体全体が認識するのです。その朝食を抜いてしまうと、体に及ぼす悪影響は思っている以上に深刻です。
■昼や夜のまとめ食いは肥満のもと
ダイエットで朝食を抜くのはとんでもないこと! 「朝食抜きは太りやすい」って知っていました? そのわけは、朝食を抜くと、昼食や夕食をつい食べすぎてしまったり、間食に甘いお菓子を食べてしまったりで、一日の摂取エネルギーがオーバーになりがちに。また長い空腹時間は、次の食事の消化吸収をさかんにし、かえって肥満を招きやすくなるのです。さらに、まとめて食べると血糖値も上がりやすく、続けていると糖尿病も誘発しかねません。
朝食抜きの弊害はまだあります。
●集中力が保てなくなる
脳のエネルギー源になるのはブドウ糖だけ。だから朝食でご飯やパンを食べることは大切なのです。それが朝食抜きでは、午前中は脳がエネルギー切れのまま活動することに。これでは集中力もなくなり仕事や勉強に身が入りません。
●便秘になりやすい
朝食は腸へ刺激を与え、朝の排便を促します。朝食抜きではこのリズムが乱れ、便秘になりやすいのです。
■朝おなかがすくリズムをつくろう
朝食を食べない人には、それぞれ理由があるでしょう。下記のアドバイスの中からあなたにぴったりのものを見つけて、朝からしっかり食べられる人になりましょう。
「朝は5分でも長く寝ていたい」あなたへのアドバイス
夜型の生活をしている人は、早寝早起きを心がけ、朝型の生活に。といっても平日に生活リズムを変更するのは難しいので、日曜日から始めてみましょう。できれば今度の日曜日は、夕食を早めに済ませて早く寝てしまいます。そして月曜日、少し早起きして何かおなかに入れてから1日の活動を始めましょう。
「小さいときから食べていない」あなたへのアドバイス
夜型の生活をしている人が多いようです。上記を参考に、生活リズムを朝型に整えましょう。
「朝は食欲がない」あなたへのアドバイス
遅い食事や夕食の食べすぎが原因かも。朝おなかがすく体内リズムをつくるために、夜9時までには食事を済ませ、それ以降は食べ物を口にしないこと。メニューは脂肪分を控え、おかずを一部残して翌朝食べるのもよいでしょう。できれば夕食後、20分程度のウオーキングなど軽い運動を習慣にして、エネルギー消費を促しましょう。
「朝食べると通勤中にトイレに行きたくなる」あなたへのアドバイス
早めに出勤し、職場や職場の近くで朝食をとるようにするといいでしょう。
■バナナや野菜ジュース1杯からでも、まず朝食をとることを習慣づけて
朝食べられないという人は、ヨーグルトや牛乳、野菜ジュースなどのど越しのよいものから口にして慣らし、徐々にバナナ1本、トースト、コーンフレーク、おにぎり1個にゆで卵1個と腹もちのよいものに。ただし、エネルギー過多になりやすいお菓子や菓子パンなど「甘い朝食」に偏りすぎないこと。
朝食をとる習慣がついたら、例えばご飯とみそ汁(具は野菜と豆腐など)を基本に、納豆や焼き魚、おひたしを組み合わせるなどして、栄養バランスを整えていきましょう。トーストと目玉焼きなら、プチトマトやきゅうりを丸かじりでもよいでしょう。
これで、午前中から頭も体もイキイキ活動してくれること間違いなし。もう朝食抜きの生活には戻れなくなることでしょう。
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