いよいよ夏も本番を迎えます。夏を涼しく過ごすために、ゴーヤやきゅうりなどのグリーンカーテンで日陰をつくってみてはいかがでしょうか。今回は７月の旬の食材をご紹介します。
■鱧（はも）
本州中部以南に分布し、水深100m前後の砂泥底に多く生息しています。全長2m近くに成長しますが、通常は80cm位のものが多いです。夜行性のため、日没から活動を始め、鋭い歯で魚やイカ、タコ等をエサにしています。
天神祭や祇園祭等、関西の夏祭りには欠かせない食材で、白身で脂肪やビタミンAが多く、濃厚な風味を味わえます。小骨が多いので、「骨切り」をするのが特徴です。湯引きや煮つけ、てんぷら、酢の物、椀だね等、様々な料理に使うことが出来ます。
■きゅうり
原産地はインド、ヒマラヤです。インドでは3000年以上も前から栽培されていたといわれ、紀元前にインドから中国へ伝わり、日本には天平時代に渡来したのが定説になっています。
ハウス栽培のものは周年、露地ものは初夏が旬となり、トゲや花のついているものが新鮮です。ラップをして冷蔵庫で保存しましょう。
わずかにビタミンやミネラルを含みますが、90％以上が水分であるため、サクサクとした歯触りが楽しめる食材です。シトルリンという利尿効果のある成分を含み、むくみにもよいとされています。
■ぶどう
カスピ海沿岸からコーカサス地方が原産地といわれ、世界で最も多く栽培されている果物の一つです。日本では、甲州種が栽培の初めとされています。
粒がそろっていて、皮が張っていて、振っても粒が落ちないものが良質です。ぶどうを洗うときは、柄を持って、さっと振り洗いしましょう。
主成分の糖分は、ブドウ糖と果糖です。干しぶどうは糖質が多くなります。皮に近い部分ほど甘みが強くなります。
「健康管理士一般指導員」メルマガ記事より
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