好き嫌いだけでなく、忙しくて食生活がおろそかになっている、または定期的に流行する単品ダイエットなど、偏食生活を送っていると、太りやすくなるようです。
■偏食は体にとっては栄養失調と同じ
低炭水化物ダイエットや脂肪抜きダイエットなど、極端に栄養バランスを欠いたダイエット法がいい例です。体は、必要な栄養素が摂(と)り込めないと、脳が栄養失調と勝手に判断して、もっと食べるようにと要求してきます。同時に、飢餓に備えて体に脂肪をため込もうともするのです。
食欲がわき、しかも、摂取したカロリーは節約されて体に貯蓄されるとなると、意識ではいくらやせたくても、体は太らせようと頑張る状態なので、やせにくいのは無理もありません。
■代謝に必要な栄養が不足する
私たちの体は常に新陳代謝を繰り返していて、摂取した栄養は、細胞の形成やそのエネルギー源として利用されています。ところが、代謝に必要なビタミンやミネラル、アミノ酸などが不足すると、脂肪を燃やしてエネルギーに変えることが難しくなります。
摂取したカロリーが燃焼されず体内にだぶつく状態なので、やせにくくなります。ファストフードやインスタント食品、加工食品ばかり食べている人に多いパターンです。
■太りやすい食品を好んで食べている
甘いものや油っぽいもの、味の濃いものなどは太りやすい食品の3トップ。これらを好んで食べていれば、やせにくく、太りやすい体になるのは当然です。
甘いものは腸で吸収されやすく、脂肪に合成されやすいという困った特徴を持っています。そして、油っぽいものや脂肪分の多いものは砂糖よりも何倍も高カロリー。少量でも容易にカロリーオーバーになりやすいのです。砂糖は大さじ1杯で約35kcalなのに対し、油は大さじ1杯で約120kcalもあります。
また、味の濃い料理も、ついつい食欲がすすんでカロリーオーバーになりがちです。ちなみに、太りやすい条件がそろっているのは、スナック菓子。油っぽくて濃い味付けのものが多いからです。
それに、ついついたくさん食べ過ぎる傾向にもあります。スナック菓子が好きな人は特にやせにくいと言えるかもしれません。もちろん、お菓子だけじゃなく、ファストフードやインスタント食品も同じことが言えます。これらの食品は食べグセがつきやすく、思った以上に高カロリーです。
■アルコールに要注意
アルコールは摂(と)り過ぎれば脂肪の合成がすすみますし、おつまみによっては体脂肪への変換が著しく加速されかねません。また、ついつい気が緩んでたくさん食べてしまう原因にもなります。適量にするように心がけましょう。
偏食は太りやすいだけではなく、栄養面でも問題が多い食べ方です。生活習慣病の原因にもなりやすいので、バランスのよい食生活を意識しましょう。
「マイナビウーマン」より
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