日本では9人に1人以上がコンタクトレンズのお世話になっているそうですが、「コンタクトレンズとは何なのか?」を正確には知らずにつけている人が、以外に多いのではないでしょうか。
■歴史はレオナルド・ダ・ヴィンチまで遡る?
レオナルド・ダ・ヴィンチが16世紀前半に書いたメモの中には、水を張ったガラスのボールに顔を入れて、水をレンズのように利用する原理を書き残したものがあります。
また、「我思うゆえに我あり」で有名なフランスの哲学者デカルトも、17世紀に筒状の装置の中に水を満たして眼の表層である「角膜」に乗せるものを考案しています。眼にくっつけるところが現代のコンタクトレンズの形と類似することから、デカルトを始祖と考える説もあるようです。
■あの透明な素材は一体なに?
ソフトコンタクトレンズの主成分は、特殊なプラスチック。「その割には、ふにゃふにゃじゃない?」と思う方もいるでしょう。この素材は、水を含むと柔らかくなる性質があるのです。放置して乾燥してくるとレンズがしわしわになり、一般的なプラスチックと同じく固くなってしまうのも納得できます。
装着時の違和感がハードコンタクトより少ないために、人気があるソフトコンタクトレンズ。そのぶん、眼に障害が起きていても自覚しにくいというデメリットもあるので、注意が必要です。
■カラコンでよく聞く「高度管理医療機器」とは?
雑貨屋さんなどで買うことのできる、度の入っていないおしゃれ用のコンタクトレンズが、若い女性の間で流行っています。
一方、病院などで取り扱われているのは「高度管理医療機器」として認可されたコンタクトレンズ。高度管理「医療」機器というからには、安全を保証しているように聞こえますが、じつは真逆。その機器を使って副作用または機能障害が生じた場合、生命や健康に重大な影響を与えるおそれがあることを意味しています。
医療機器は、人体に与える危険性によって3段階にクラス分けされており、コンタクトレンズは最も危険なレベル。2009年11月までは「雑貨」として扱われていたカラコンも、法改正によって医療機器に分類されています。
ちなみに同じクラスには、心臓ペースメーカーなどがあります。コンタクトレンズは決して完璧に安全なものではないので、使用日数を守り、定期検査をお忘れなく。
「livedoorニュース」より
そして、コンタクトレンズの取り扱いに十分注意するとともに、ぜひ有機ゲルマニウムを健康ライフの強い味方にしてみてはいかがでしょうか。
毎日の健康に有機ゲルマニウム