年は明けてもまだまだ宴会の多い1月。長時間飲み続け、思わぬ大失態をしでかすことも。つまみの選び方や飲み方で泥酔しないコツはあるのでしょうか?健康管理士に聞いてみました。
■ポイントは「水」と「野菜」
「まずは酒と同量の水を並行して飲むことです。肝臓のアルコール分解力を促進し、血中アルコール濃度を薄めてくれます」と言うのは健康管理士の嵯峨泰氏。
飲むとあまり食べないという人はよくいますが、「アルコールが急激に吸収される」ため厳禁。泥酔を防ぐには、どんなつまみがよいのでしょうか?
「まず野菜ですね。ビタミンやミネラルがアルコールの分解力を高めます。枝豆や赤身肉などタンパク質が豊富な食品、チーズなど油脂の多い食品は、アルコールの吸収速度を遅くします」
よって、嵯峨氏が最もおすすめのつまみは、「オリーブオイルたっぷりの魚介サラダ」といいます。
■度数が低くても要注意
また、アルコール度数が低いから泥酔しづらいというわけでもないといいます。
「ワインなどの果実酒は、発酵過程で不純物が生成されるので、ウオッカのような成分がほぼアルコールのみ、といった酒に比べて肝臓での処理に時間がかかり、悪酔いしやすいのです。一見、薄いハイボールも炭酸水がアルコール吸収を促進し、結果的に酔いが回りやすくなります」
<泥酔しない飲み方6か条>
(1)一気に飲まない
(2)水を飲みながら飲む
(3)会話を楽しみながらゆっくり飲む
(4)チャンポン飲みはしない
(5)介抱上手と飲む
(6)毎回、ひどく泥酔する場合は病院へ
量を飲まないに越したことはないのですが、悪酔いしないよう気を付けるポイントを覚えておいて、楽しくお酒と付き合いたいものですね。
「livedoorニュース」より
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