梅雨時期はなぜか心も体もだる重、頭痛や肩コリなどの不調を感じる人が多いようです。その理由は、梅雨の気候の影響で体が老廃物を溜め込んだり、自律神経の働きが鈍ったりするからなんです。
■梅雨にむくみやすい2つの理由
（1）湿度の高い空気
湿気の多いこの季節は、汗の分泌量が減ってしまいます。その分、新陳代謝が滞り、老廃物が体内に残ったままになりがちなので体がだるく重く感じます。
（2）自律神経の乱れ
全身の内臓、血管、分泌腺をコントロールする自律神経が、梅雨時の気圧変化によって乱れやすくなります。雨の日は気圧が低く、内臓や血管が縮むので血行が悪くなり、肩こりやむくみなどの体調不良を引き起こします。
そこで、弱った自律神経を助けるためにも、老廃物を溜めこまない方法を5つご紹介します！
■老廃物を体に溜めない方法5つの心得
（1）塩分を控える
梅雨の時期はいつも以上に気をつけて、インスタント食品やスナック菓子など、塩分の高い食事を控えましょう。コンビニ弁当やレトルト食事をできるだけ避けるのが賢明。
また、意識して調味料を減塩するのも効果アリ。塩分が高めな醤油やソースをポン酢やお酢に変えたり、ドレッシングを塩分が低めなマヨネーズで代用するのもよいのでは？
（2）適度な水分を摂る
私たちに必要な飲水量は一日に1〜1.5Lだといわれています。とはいっても個人差があるので、喉が渇いたらこまめにお水を摂ること。
お水をガブ飲みしてしまうと体内に水を溜め込みすぎて、むくみの原因にもなります。一度にグラス1杯程度の量をこまめに飲むようにしましょう。
（3）入浴する
発汗量が低下している梅雨は、毎日の入浴で老廃物を体から押し出すのがオススメ。汗が出やすい半身浴やお風呂でのマッサージを意識して行ってみて下さい。せっかくなので入浴美容を行うのもよし。
（4）軽い運動をする
運動をすることで弱った自律神経を鍛え、血行が改善され、新陳代謝がアップします。ジメジメとした天気が気になりますが、頑張って軽い運動を1日20分以上してみましょう。激しくなくてもよいので、毎日続けられる運動をチョイスして下さいね。
（5）マッサージ
筋肉をほぐしてあげることで、自律神経も整います。弱った自律神経は、人が活動するときに働く交感神経と、リラックスするときに働く副交感神経のバランスがとれていない状態。ガチガチになった体を揉み解すことでリラックスし、副交感神経が働きます。
さらに、マッサージによる血流の改善が新陳代謝の向上につながり、老廃物を出しやすい体へと導きます。
梅雨時期のむくみ対処、いかがでしたか？ 気分が暗くなりがちなこの時期だからこそ、美活で心と体をすっきりさせませんか？
「Peachy」より
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